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南海区の現代的産業基盤 華南へ!中国広東省南海区に注目〈2〉
『中国のものづくり事情』第4回

2月 27日 2017年 経済

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Factory Network Asia Group

タイと中国を中心に日系・ローカル製造業向けのビジネスマッチングサービスを提供。タイと中国でものづくり商談会の開催や製造業向けフリーペーパー「FNAマガジン」を発行している。

広東省の三大都市の一つである佛山市は、珠江デルタ地帯の中心的な工業都市として発展、2015年時点での国内総生産(GDP)は7,603億元、工業増加値は4,672.53億元に達する、広東省一の製造業都市です。そしてその佛山市5区の一つである南海区には、265万人が生活しています。日本で言うと大阪市(270万人)とほぼ同じ程度の規模ということになります。
南海区と広州市とのつながりは日本の横浜と東京に似ているといわれています。広州市の発達した交通網、市場、人材、情報等のメリットを共有し、ビジネス、生活に適した地域です。

■伝統産業で培った基盤を生かし、自動車部品製造基地に変貌

南海区は家電、建築部材などの伝統産業の基盤がしっかりしており、サプライチェーンも完備しています。新規産業として自動車、情報技術、バイオ・製薬、パネルディスプレー産業などが急速に発展してきています。

改革開放以来、広東省の自動車産業が飛躍的に発展しており、2008年下半期以降には、自動車総生産高は浙江省、吉林省、山東省などの地域を抜き全国1位になりました。2003 年以降のトヨタ、ホンダ、日産の完成車工場の広州市進出に伴い、関連部品メーカー進出の受け皿になったのが南海区です。

現時点で南海区には工業系の企業は6万社以上が存在しますが、外資系は1,600社あります。日系企業は91社で、うち47社が自動車部品メーカーです。有名な企業ではホンダ、アイシン、神鋼、旭硝子、日立、東芝、富士通などが進出しています。

■日本中小企業工業園区

南海区にとっては、日本が最も重要な貿易パートナーになっています。2015年の対日輸出入総額は80.7億元で、全区輸出入総額の6.4%を占めています。

そうした日本の産業基盤を支える中小企業を誘致するため、2009年に南海区は日本貿易振興機構(JETRO)広州代表処と共同で、「南海日本中小企業工業園区」の開発を始めました。同園区の総面積0.33㎞²で、すでに20社ほどの日系企業が進出しています。
ご視察も随時承っておりますので、是非一度南海区へお越し下さい!

南海区進出企業の声

東普雷(佛山)汽車部件有限公司
 董事長/総経理 露木好則

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我々東普雷(佛山)汽車部件有限公司は、自動車用プレス部品事業を主力としたメーカーです。弊社の製造工程では、大型プレス機、溶接ロボットを多く利用しており、安定して稼働させるための電気などのインフラが充実していること、人材に恵まれていること、また地元政府の支援体制など当社にとって良い条件がそろっていたことが進出のきっかけとなりました。有力な自動車メーカーも近隣に多数あるので、将来的にも当社の成長の基盤となることが期待できます。

盟和(佛山)汽車配件有限公司
 董事・総経理 西田寛

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南海区丹灶(タンザオ)に2009年に設立しました。この地へは取引先企業への交通面での利便性に優れていることもありましたが、なにより南海区政府、そしてタンザオ鎮政府の非常に協力的な対応が決め手になりました。自動車内装部品(主にトランク周辺部品)の製造販売で培った長年の経験を生かし、中国内日系メーカーや中国メーカー、更に中国から海外への供給も拡大してきています。現在120名ほどの従業員を抱えていますが、近年業績も毎年向上し、1年後には工場増設計画も進めています。今後も品質第一で競争力のあるモノづくりめざしていきます。

華南地域への投資や視察に興味がある方、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ:南海区上海事務所 担当:梁(日本語可)
TEL:159-2070-4541 E-mail:543699353@qq.com

※本コラムは、Factory Network Asia Groupが発行するFNAマガジンチャイナ 2016年10月号より転載しています。
http://www.factorynetasia.com/magazines/

※『中国のものづくり事情』過去の関連記事は以下の通り
第3回 南海区の概況‐優れた立地環境 華南へ!中国広東省南海区に注目〈1〉
https://www.newsyataimura.com/?p=6366#more-6366

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