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南海区の概況‐優れた立地環境 華南へ!中国広東省南海区に注目〈1〉
『中国のものづくり事情』第3回

2月 15日 2017年 経済

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Factory Network Asia Group

タイと中国を中心に日系・ローカル製造業向けのビジネスマッチングサービスを提供。タイと中国でものづくり商談会の開催や製造業向けフリーペーパー「FNAマガジン」を発行している。

■南海地区について

広東省の中心部にある佛山市5区の一つ。全区総面積、1,073.8 km2、人口、265万。1街道(桂城街道)、6鎮(裏水鎮、九江鎮、丹灶鎮、大瀝鎮、獅山鎮、西樵鎮)を行政管轄し、佛山市を取り巻くような複雑な形をした領域で、東は広州市と接し、市街地が一体化している。

国家一類港である三山国際港を有し、珠江デルタにおける高速道路密度が最も高い地域に位置し、珠江デルタ一時間経済圏が形成され、スピーディーなアクセスを実現している。立地条件が恵まれ、交通物流も優れている。広州市の発達した交通網、市場、人材、情報等のメリットを共有し、ビジネスにも暮らしにも適した地域。

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■三つのメリット

①現代的産業基盤

中国でも有名な製造業基地として、南海区は家用電器、建築部材などの伝統産業の基盤がしっかりして、サプライチェーンも完備。新規産業として自動車、情報技術、バイオ製薬、パネルディスプレーなどの発展が顕著。産学研とも提携し、インフラ施設も完備。現時点で全区に工業系企業は6万社以上、外資系企業1,600社、世界トップ500企業40社あり、そのうち日系企業は88社。

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①コスト軽減

交通の便が良く、広州・佛山との一体化によるメリットを利用し、企業の運営コスト、生活コスト、人件費が比較的安いとされる。工業用地、商業用地の土地単価は一流都市より低い上に電力、水資源が豊富で通信も発達。

②多彩多様なプラットフォーム

金融パーク、南海ハイテク産業開発区、南海国家生態モデル区、日本中小企業園区、中国医療・ヘルス用不織布園区、広東省新光源産業基地、広東新材料産業基地、広東バイオ医薬産業基地、国家環境サービス業華南集積区、中欧科技合作産業园などのプラットフォームが南海区に設置されている。

南海区は「産・学」を推進し、質の高い人材を輩出する。卒業生が提携会社への就職は、現在一汽VW、本田汽車などの企業で実施され、企業・学校・生徒の3WIN体制を図っている。

華南地域への投資や視察に興味がある方、お気軽にお問い合わせください
お問い合わせ:南海区上海事務所 担当:梁(日本語可)
TEL:159-2070-4541 E-mail:543699353@qq.com

※本コラムは、Factory Network Asia Groupが発行するFNAマガジンチャイナ 2016年8月号より転載しています。
http://www.factorynetasia.com/magazines/

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