п»ї 地元食材で地域を知ってもらいたい!『世界に挑む!地方に眠る日本の食』第4回 | ニュース屋台村

地元食材で地域を知ってもらいたい!
『世界に挑む!地方に眠る日本の食』第4回

4月 01日 2016年 文化

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内田美和(うちだ・みわ)

中堅中小企業のM&Aアドバイザリー業務、地方銀行の取引先食品メーカーを対象とした展示会企画・運営・海外輸出サポート業務、飲食店運営などに従事。現在は販路開拓、商品開発を中心とした地域プロデュース業務に従事し、バンコック銀行日系企業部の日本サイドの食品関連サポート業務、新日本スーパーマーケット協会アドバイザーを兼務

地方では、インバウンド、ふるさと納税、移住計画等々の各地域の特色を活(い)かすべく様々な取り組みがなされている。東京にある各県のアンテナショップの取り組みも活発化しており、地域商品を東京にいても購入できたり、併設されている飲食店で地域の郷土料理を食べたりすることができるだけでなく、地域イベントの開催や文化体験ができるようになっている。まずは地域を知ってもらい、好きになってもらい、そして実際に足を運んでもらうための工夫がされている。飲食店についても各県ごとのこだわり食材を活かした飲食店が増えている。今や東京にいて47都道府県の味を味わうことができるようになった。

◆淡路島の食材満載

「淡路島の恵み だしや」は、NPO法人 淡路島活性化推進委員会が運営する「出汁(だし)」と兵庫県・淡路島の「食材」にこだわった生産者直結の和食居酒屋。メニューには淡路島の紹介ページが設けられており、魅力がPRされている。それだけではなく、産地直送の鮮魚をざるにのせて客席まで運び、お造り、塩焼き、煮つけ、揚げ物と客の好み、気分に合わせて客が調理法を選択できるようにしている。

地方PRをコンセプトとした飲食店では、限られた時間の中で「いかに印象に残すか」が重要なのだろう。このような地方PRは東京に向けてだけでなく、外国人観光客を呼び込むため、今後もますます強化されそうだ。

淡路島の恵み だしやhttp://個室居酒屋-淡路島の恵みだしや.com/

住所:東京都渋谷区渋谷1-14-15 森ビルB1

TEL:03-3406-7255

たまねぎジャコポン酢:甘味旨味(うまみ)が特徴の淡路島たまねぎに北坂たまごと淡路じゃこを合わせ、ポン酢をかけるだけ

明石蛸のカルパッチョ:生蛸、島菜園のトマトにチーズをたっぷりのせ、オリーブオイルと塩でシンプルに味付け

淡路島北坂玉子の出汁巻き:飼育が難しく稀少といわれる淡路島の北坂玉子とこだわり出汁の出汁巻き

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