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食いものから恨みを買う時代
『読まずに死ねるかこの1冊』第4回

9月 13日 2013年 文化

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記者M

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。年間100冊を目標に「精選読書」を実行中。座右の銘は「壮志凌雲」。目下の趣味は食べ歩きウオーキング。

食べ物の話題となると、だれも話が止まらない。「食」に関しては古今東西、万巻の書がある。僕のような中年世代は、戦中あるいは戦後まもなく生まれた人に比べれば食料事情はずっと恵まれている。しかし、店もない、バスの便もない、電話もないといった、ないない尽くしの過疎の集落に生まれた者にとっては、「食」に対する飽くなき執念は年を取ってもいっこうに衰えないから、われながらさもしくもあり、哀しい。

この夏、年老いた母が住む瀬戸内海に近い兵庫県の最西端にある「超限界集落」に帰省した。途中、JR姫路駅で山陽本線に乗り換えたが、駅のホームにある「えきそば」に立ち寄るのが毎回の楽しみの一つである。
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だれも避けられぬ永訣の時
『読まずに死ねるかこの1冊』第3回

8月 23日 2013年 文化

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記者M

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。年間100冊を目標に「精選読書」を実行中。座右の銘は「壮志凌雲」。目下の趣味は食べ歩きウオーキング。

2年前の暮れ、大学時代の友人Aさんの「お別れ会」に出席した。

Aさんは同じクラスで、2人しかいなかった女子のうちの一人だった。いまなお携帯電話の電波が通じない不感地帯にある兵庫県の寒村で生まれ育った僕は入学当時、とにかく東京の生活に慣れるのが精いっぱいで、同じクラスの女子に声をかけるほどの気持ちの余裕はなかった。Aさんは遠い存在だった。ところが、偶然にもサークルも同じだったので教室の外で会ったり話したりする機会が増え、成績優秀だった彼女から試験前に出題されそうなところを教えてもらったり、ノートをコピーさせてもらったり、一方的に世話になった。
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日本を等身大に映し出す日系人の歴史
『読まずに死ねるかこの1冊』第2回

8月 08日 2013年 文化

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記者M

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。年間100冊を目標に「精選読書」を実行中。座右の銘は「壮志凌雲」。目下の趣味は食べ歩きウオーキング。

ふだん一般開放されている皇居東御苑には木々に覆われるように立つ平屋建ての休憩所が3カ所にあり、このうちの2カ所ではいつも天皇皇后両陛下の国内外の訪問の様子などを伝えるビデオが流されている。僕は休日、ウオーキングの途中に大手門に近い大手休憩所で休むことが多く、何種類かあるそのビデオはどれも繰り返し見ている。

見るたびにいつも目頭が熱くなるのが、いまの天皇陛下が皇太子時代の1978年、サンパウロ市内のパカエンブー競技場で行われた日本人移民70周年の記念式典にご夫妻で出席された時の日系人の熱烈な歓迎ぶりを伝えるビデオである。その数、実に8万人超。入植するためにブラジル各地に散った移民の家族らがスタンドで大歓声とともに日の丸の小旗を振って出迎えた。競技場全体が、歓喜で揺れ動いているように見える。
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人は死ぬまでに何冊読めるか?
『読まずに死ねるかこの1冊』

7月 17日 2013年 文化

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記者M

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。年間100冊を目標に「精選読書」を実行中。座右の銘は「壮志凌雲」。目下の趣味は食べ歩きウオーキング。

人は死ぬまでに、いったい何冊の本を読めるだろうか。単純に計算してみよう。人生を100年とし、誕生から死没の瞬間まで識字年齢を無視して年間読書量を100冊と仮定すると、計1万冊になる。しかし、一生のうちに読める本は現実的には、せいぜい5000冊がいいとこだろう。

出版科学研究所のデータによると、2011年の新刊発行点数は7万5810点に上る。新刊発行点数は00年以降、7万台を維持しており当面、この数字に大きな変化はないとみられる。このデータで勘案すると、人が一生かかって読める本は、1年間の新刊発行点数の7%前後にしか満たないことになる。
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