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記号の場所
『WHAT^』第26回、@^2

12月 03日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

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『WHAT^』第25回

11月 11日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

入院の手続きだった。名前の次にチェックボックスがあった。「同じ名前を使いますか。」意味が分からなかったけどチェックしてみた。初代:と名前の前に表示された。歌舞伎役者なら3代目:とか表示されるのかと思い、そのままにしておいた。名前の後に遺伝子記号が並び、不都合な部分がハイライトされていた。 記事全文>>

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1/8計画(その4)
『WHAT^』第24回

11月 05日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

前回(第23回)の1/8計画(その3)は、複素対数関数の数学的想像力で計画消費経済としての1/8計画に迫ってみた。1/8計画の始まりは、第21回の「人口は指数関数的に増える、または減少する、という機械文明的な計算から脱却しよう。ウイルスを含めて、生物の個体数は対数関数的に折り畳まれると考えたい」という意味不明の一節だった。そもそも「対数関数的に折り畳む」という表現に無理がある。もう少し具体的なイメージでは、単純に日本の人口が1/8になるのではなく、ある時点で複数の選択肢があって、人口は周期的(またはランダムに)変動するけれども、その選択肢の全てが実現されると考えるというイメージだろう。 記事全文>>

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1/8計画(その3)
『WHAT^』第23回

10月 29日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

前回(第22回)の1/8計画(その2)は、データ論の中心的テーマにつながった。すなわち、データの価値基準はIntegrityだけで十分であること、データの論理的な意味を理解するためには、弁証法のような中途半端な意味づけに頼らず、根本的に考え直す必要があり、データの価値と意味の接点はランダムネスにあるという理解だ。機械文明から移行するデータ文明において過剰な人間性を排除すれば、人口や欲望が1/8の社会であっても、独立性や多様性という意味で、高度な発展を継続しうる折り畳まれた世界が構想できるのではないかという問題設定だった。 記事全文>>

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1/8計画(その2)
『WHAT^』第22回

9月 25日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

前回(第21回)の1/8計画は、昭和の特撮を日本の人口推移に重ね合わせたものだが、指数関数ではなく、対数関数としての多肢選択のイメージで未来を考えたいと締めくくった。意味不明な結論と言われてもしかたがない。対数関数の理解は『乗のはなし』(土基善文、日本評論社、2002年)に譲るとして、言いたかったことは、おおよそ次のようなことだ。 記事全文>>

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1/8計画
『WHAT^』第21回

9月 18日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

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数理資本主義とデジタル社会主義
『WHAT^』第20回

8月 21日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

経済産業省は2018年8月から5回にわたって理数系人材の産業界での活躍に向けた意見交換会を行い、その結果をとりまとめたものを今年3月26日付で「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」として公表し、数理資本主義を提唱している(注)。「~」を読み飛ばして、「代数学パワー」であれば素晴らしいと思うのは、Google検索と筆者だけだろうか。 記事全文>>

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場所の記憶
『WHAT^』第19回、@^の1

8月 01日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

生きものは場所を記憶する。自分自身や親きょうだいを認識できなくても、生きやすい場所や死すべき場所を探して記憶する。ウイルスは感染した細胞で大量の複製物を作り、細胞外にばらまいて、どこか別の細胞に感染するチャンスをうかがっている。感染する細胞は同じ個体の中かもしれないし、同じ種かもしれないし、媒介する種かもしれない。感染すべき細胞の記憶がウイルスの生活環となる。ウイルスは、細胞の中の遺伝子に潜む場合もある。その細胞が生殖細胞であれば、ウイルスは宿主の一部として遺伝情報となる 記事全文>>

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ウイルスの数学、デジタル位相の音楽
『WHAT^』第18回

7月 16日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

『ビジュアル数学全史-人類誕生前から多次元宇宙まで』(クリフォード・ピックオーバー、岩波書店、2017年)は紀元前1億5000万年にさかのぼり、アリの計数能力から物語が始まる。本の画像は、『ウイルス図鑑101』(マリリン・J・ルーシンク、創元社、2018年)からラルストニアファージφRSL1の電子顕微鏡画像を切り出して、合成して作成した。ウイルスは正20面体の構造をもつものが多く、世界で2番目に美しい数式といわれるオイラーの多面体公式を表現しているのだから、間違いなく最古の幾何学者だ。そして数学全史は数学的宇宙仮説「われわれの世界のすべてのものは、あなた自身を含め、純粋に数学的な存在だ」によって締めくくられる。「あなた」を「ウイルス」と読み替えるほうが数学全史にはふさわしいだろう。 記事全文>>

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場所と表現
『WHAT^』第17回

6月 05日 2019年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

ウイルスのありかたに思いを巡(めぐ)らせていると、「生きもの」は場所を触覚で理解するのだと気がついた。身体のことを考えるまでもなく、自分とは自分のいる場所であって、その場所は他者とは共有できない。「生きもの」の個体差とは、自分のいる場所を表現することであり、集団としての個体差が多様性となる。『「生きものらしさ」をもとめて』(藤原書店、2017年)は、生物物理学の観点から個体差を追究した大沢文夫先生の最後のメッセージとなってしまった。大沢先生は、湯川秀樹先生の生物機械論的なコメントに違和感を感じながら、南部陽一郎先生の質問に答えるために生物の「ソフト」について論じている。筆者にとって残念なのは、ウイルスの「生きものらしさ」に言及していないこと。 記事全文>>

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