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韓国大統領退陣は「ジェンダーバイアス」だろうか
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第95回

12月 05日 2016年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャロームネットワーク統括。ケアメディア推進プロジェクト代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など経て現職。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆「その女」にざわつき

韓国の朴槿恵大統領に対する退陣の動きが止まらず、朴大統領自らも任期途中での辞任の可能性も表明した。ソウル中心部での辞任を求める大規模集会は一連の疑惑発覚後の10月後半以来、断続的に行われ、この動きはソウルだけではなく地方都市にも広がっている。これはマックス・ウェバーが言うところの「街頭民主主義」かもしれない。
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フィンテックから展望する日本の金融業界―「小澤塾」塾生の提言(その5)
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第83回

12月 02日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

今回も前回に続いて「小澤塾」塾生の提言をお届けする。

バンコック銀行日系企業部では日本の提携銀行から20人強の出向者を受け入れている。こうした出向者に対してバンコック銀行の商品を理解してもらうなどの目的から約6か月間にわたる研修期間を設けている。この通称「小澤塾」では、タイにおける銀行業務以外に主要国経済や地方創生などをテーマに論文を作成してもらっている。

今回はりそな銀行から出向している蔡力(さい・りき)さん(平成18年入行、中国上海出身)のレポートである。蔡さんには近年銀行業界で話題となっている「フィンテック」について研究してもらった。以下、蔡さんのレポートである。
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トランプ次期政権下で気になる米国の税制改革
『国際派会計士の独り言』第10回

11月 29日 2016年 経済

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国際派会計士X

オーストラリア及び香港で大手国際会計事務所のパートナーを30年近く務めたあと2014年に引退し、今はタイ及び日本を中心に生活。オーストラリア勅許会計士。

英誌エコノミストと連携して出している日経BP社の『2016世界はこうなるThe World in 2016』を最近になって読み返してみました。

昨年、15年版については、同誌の予想がある程度当たっていたのかあまり強い印象はなかったと記憶しますが、16年版については、一つ目は昨年末時点の予測ではほぼ予想していなかった英国のEU(欧州連合)からの離脱決定(Brexit)とその衝撃があります。そして次に、米国でのヒラリー・クリントン候補の大統領選挙の勝利とその後に続く議会の過半数を占める共和党との確執を予測していました。しかし、大方の予想を裏切る形で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利。来年1月に第45代大統領に就任し、トランプ政権が誕生することとなりました。
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10年先のビール税 主導権は党税調から官邸に
『山田厚史の地球は丸くない』第82回

11月 25日 2016年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

師走が近づくと税制論議が盛んになる。年末の予算編成に向けて、まず歳入を確定する。その前提となるのが税制だ。

自民党税制調査会は12月上旬に税制大綱をまとめる。税は国家権力の象徴、官僚ではなく政治家が主導権を握っている。基本方針は与党が決め、これに沿って政府原案が作られ、国会に送られる。中国にも似た「党高政低」だ。

税制には専門知識が欠かせない。仕組みが複雑なだけではない。業界や納税者の利害損得が絡み、今の制度に至るまで様々な約束事が折り重なっている。制度の沿革が頭に入っていないとさばくことはできない。
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良い福祉とは良いコミュニケーションなり
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第94回

11月 24日 2016年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャロームネットワーク統括。ケアメディア推進プロジェクト代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など経て現職。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆ムーミンの社会国家

フィンランドの首都ヘルシンキに来てみると、トーベ・ヤンソン著の『ムーミン』がこんなに人気だったのかと驚かされる。書店やお土産屋には必ずムーミンコーナーがあって、国内の人も外国人も買い求めているから、ムーミンは「国家的な宝」になっている。彼らムーミン一家や周辺の仲間が登場する物語は、効率性を求める世界の潮流を傍らから眺めているような印象があるから、世界的な存在感を見せているフィンランドという「社会国家」の取り組みをも象徴しているようだ。

その象徴が男女平等と高福祉。日本で映画「かもめ食堂」がヘルシンキを舞台にしたことで、一躍この首都も注目されたが、これも「優しい」社会文化へのイメージから派生した流れであり、必然。さらに最近では斬新な服飾や家具などデザイン性の高い商品を生み出す国、という印象も強いかもしれない。

高い税金に福祉制度の充実に注目すると、政策や制度の話になってしまうが、伝えたいのは、高福祉に実現には、質の良いコミュニケーションが成立しているから、ということである。
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中国・深圳の今と将来―再訪して考えたこと
『国際派会計士の独り言』第9回

11月 21日 2016年 経済

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国際派会計士X

オーストラリア及び香港で大手国際会計事務所のパートナーを30年近く務めたあと2014年に引退し、今はタイ及び日本を中心に生活。オーストラリア勅許会計士。

最近、中国広東省深圳(しんせん)を再訪する機会がありました。現地では、幾つかの民営企業で活躍する日本語が堪能な中国人会計士の後輩の1人が、週末に深圳の今の姿を見せようと連れ出してくれました。そして、彼女が現在働いている華為技術(ファーウェイ)の内部の一部も見せてくれました。

ファーウェイは中国の通信設備・スマホ最大手の企業です。以前見た鴻海(ホンハイ)の深圳会社、フォックスコン(富士康)の企業村近くに位置します。従業員でもアクセスが限られている試験研究棟に代表される近代的なビルが何棟も続く約7万人が働く大きな企業村でした。試験研究には力を入れており、売上高の10%近くをR&D予算に向けているそうで、例えば特許出願数は4千件近くに及び、企業の出願件数としては世界一だといいます。

今回は、世界有数の製造業の集積地として知られる珠江デルタを形成する深圳を再訪し、考えたことなどを綴(つづ)りたいと思います。
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「トランプ現象」を生み出した米国経済の実相―「小澤塾」塾生の提言(その4)
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第82回

11月 18日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

私の勤務するバンコック銀行日系企業部では主に日本の提携銀行から20人強の出向者を受け入れている。こうした出向者に対してバンコック銀行の商品を理解してもらうなどの目的から約5か月間にわたる研修期間を設けている。この通称「小澤塾」では、タイにおける銀行業務以外に主要国経済や地方創生などをテーマに論文を作成してもらっている。今回は第4回として、川原隆輔さん(平成23年入行、山口県出身)の分析を紹介する。
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所得分布と家電・輸送機器の普及状況
『夜明け前のパキスタンから』第19回

11月 17日 2016年 国際

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北見 創(きたみ・そう)

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日本貿易振興機構(ジェトロ)カラチ事務所に勤務。ジェトロに入構後、海外調査部アジア大洋州課、大阪本部ビジネス情報サービス課を経て、2015年1月からパキスタン駐在。

パキスタンでは公表されている統計が限られており、調査資料などの情報がまだ少ない。今回は統計局から入手したデータを基に、所得分布を集計し、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、携帯電話/パソコン、扇風機、エアコン、バイク、自動車の普及率を、世帯所得別に計算した。マーケティング、事業立案にお役立ていただければ幸いである。
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コーポレートガバナンスを改めて考える―『ザ・粉飾』を再読して
『国際派会計士の独り言』第8回

11月 16日 2016年 経済

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国際派会計士X

オーストラリア及び香港で大手国際会計事務所のパートナーを30年近く務めたあと2014年に引退し、今はタイ及び日本を中心に生活。オーストラリア勅許会計士。

先日、東京の自宅近くの本屋に平積みされていた『ザ・粉飾 暗闘オリンパス事件』(山口義正/著、2016年、講談社+α文庫)をスキャンダラスな題名にも惹(ひ)かれて購入。読み始めたら、実は以前読んだ単行本『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』(山口義正/著、2012年、講談社)の文庫版でした。
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円環で考える「富山型」議論を進めたい
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第93回

11月 15日 2016年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャロームネットワーク統括。ケアメディア推進プロジェクト代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など経て現職。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆理にかなう方式

埼玉県鴻巣(こうのす)市にある社会福祉法人「一粒」(ひとつぶ)は、今後日本ではモデルでなるであろう「街」を運営している。正式名称は「吹上(ふきあげ)富士見共生プラザ 風の街」。鉄筋コンクリート3階建ての建物には、「サービス付き高齢者住宅」「デイサービス」「グループホーム」「家庭保育室」「生活相談支援センター」「コミュニティスペース」の機能を備えており、高齢者や自立支援が必要な障がい者、そして子供と、社会においてケアされる対象を集めることによって、高齢者と子供、高齢者と障がい者が自然と交じり合える工夫がされている。
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