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ロボットメーカーへの道を歩き始めた美的集団
『中国のものづくり事情』第1回

9月 09日 2016年 経済

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Factory Network Asia Group

タイと中国を中心に日系・ローカル製造業向けのビジネスマッチングサービスを提供。タイと中国でものづくり商談会の開催や製造業向けフリーペーパー「FNAマガジン」を発行している。

今年7月のことですが、中国の家電大手企業美的集団(Midea)が産業用ロボット大手の独クーカに対し、買収提案すると発表しました。美的は昨年夏ごろから産業用ロボットへシフトする方針を打ち出しており、クーカの株式取得の前には、安川電機とロボット事業に関する提携をむすんでいます。

周りはクーカや他のロボットメーカーの動向に関心が向いている報道が多いようですが、今回は美的集団の方に目を向けてみました。
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「まとも」とずれたやりとりに福祉の本質を見いだす
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第88回

9月 09日 2016年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)


 コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャロームネットワーク統括。ケアメディア推進プロジェクト代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など経て現職。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆居心地の悪い言葉

9月4日に東京都渋谷区のレック渋谷駅前校で行われたケアメディアフォーラムは、コーディネーター役の筆者が言うのも自画自賛になってしまうのだが「痛快」であった。後半のシンポジウムで登壇していただいた保健学博士で精神保健士の松岡恵子さんとのやりとりは、一語一語が常識を打ち破る内容を含み、私の「まとも」な質問に対しても、松岡さんなりの、その言葉への居心地の悪さを微妙に表現しながら、その正直さに感心させられ、ソーシャルワーカーとしての、新境地のようなスタンスを提示していた。

「提示」とは言ったものの、松岡さんは、松岡さんのままで、着飾ることなく、終始自然のままだった。その存在自体が「ケアメディア」を考える際のヒントになっていくであろう、と考え、こうして言ってしまうのも、やはり私目線の勝手な解釈である。
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「内部留保377兆円」を考える
『山田厚史の地球は丸くない』第76回

9月 02日 2016年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「一億総活躍社会」の旗を振っている安倍首相は、この数字をどう思っているだろう。

日本企業の利益剰余金は15年度、377兆円になった。前年度より23兆円増えた。6・6%の伸びだ。成長は鈍化し、消費は低迷、預金金利が0・1%しかないこのご時世に、企業は「貯金」をしっかり増やしている。
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日本へ送り返された電子ごみ
『アセアン複眼』第12回

9月 02日 2016年 国際

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佐藤剛己(さとう・つよき)

『アセアン複眼』
企業買収や提携時の相手先デュー・デリジェンス、深掘りのビジネス情報、政治リスク分析などを提供するHummingbird Advisories 代表。シンガポールと東京を拠点に日本、アセアン、オセアニアをカバーする。新聞記者9年、米調査系コンサルティング会社で11年働いた後、起業。グローバルの同業者50か国400社・個人が会員の米国Intellenet日本代表、公認不正検査士、京都商工会議所専門アドバイザー。

タイへ違法に輸出された日本発の電子ごみが、タイ政府の輸入拒否により、2年かかってようやく日本に送り返された。「シップバック」と呼ばれるこの「ごみ返送」問題、当局の取り組みにもかかわらず類似事案が増加している。

◆200トン、コンテナ8個分

「Hazardous waste going back to Japan」(タイ英字紙ネーション)。タイの新聞各紙は7月28日、タイ工業省高官を招いての電子ごみ返送(シップバック)式典を、一斉に報じた。国境を越えた有害廃棄物の移動を防ぐバーゼル条約に基づくシップバックは、タイでは初めてだ。日本に送り返されたその量196.11トン、コンテナで8個に上る。2014年8月にタイ中部チョンブリ県のレムチャバン港に入り、税関検査などの結果、中身が申告通りの金属くずだったのはコンテナ1個だけ。残りは有害物質を含む電気製品関連ごみ、いわゆる「電子ごみ」だったというのだ。
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食事の流儀(イタリア編)
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第76回

8月 26日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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 バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

この8月、イタリアへ旅行に出かけ、この国の人たちの食事習慣を見て、改めて私達の食事のあり方を考えさせられた。今回は、イタリアで見て来た食事の流儀についてお話ししたい。

◆早飯と接待で向上しなかった味覚

私が若い頃言われてきたのは、「食事は早く食べる」ということであった。サラリーマンであった私の父は、「早飯早糞(ぐそ)芸のうち」と私に教えた。戦後復興の間もない中で、なるべく多くの時間を勉強や仕事に充てることで豊かさを追い求めるという、言わば時代の要請であった。否、それ以上に厳しい生活の現場があったような気がする。
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副資材にも必要な輸入申告
『実録!トラブルシューティング』第35回

8月 26日 2016年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、通関の際のちょっとしたことが大きなトラブルとなってしまったケースについてご紹介します。

◆日本で買った工作機械が輸入できない!

あるお客様から、とても焦った様子で電話がありました。業務で使用するための工作機械を日本で購入し、タイの工場で受け入れ準備をしていたところ、輸入通関業務を依頼しているフォワーダー(代理業者)から連絡があり、機械の輸入が出来ない可能性があり、最悪の場合は日本へ返送(シップバック)しなければならなくなる可能性があるとのことです。
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ソーシャルワーカーは誰でもなれる
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第87回

8月 26日 2016年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)


コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャロームネットワーク統括。ケアメディア推進プロジェクト代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など経て現職。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆言葉の応酬

ソーシャルワーカーとして生きる―。そんなタイトルで行われる「ケアメディアフォーラム」が9月4日に東京・渋谷のレック渋谷本校で行われる。ソーシャルワーカーを目指す人の門戸を広げ、気楽に支援する活動を始めてほしい、というメッセージを伝えるのが趣旨で、コーディネーター役を仰せつかっている者として、さて、どんな形でソーシャルワーカーの仕事の素晴らしさを伝えようかと頭を悩ませている。

気軽さ、で言えば、私自身何の資格もないまま、思いを行動に移し、それを続けることで、結果的に就労移行支援事業所を運営したり、ケアメディアなる媒体を発刊するに至ったりしているから、誰でも、今すぐ、始められる、ことを強調したいと考えている。
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「お気持ち」表明された天皇
象徴への日常活動が改憲草案を潰す
『山田厚史の地球は丸くない』第75回

8月 19日 2016年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

天皇陛下の「お気持ち」、あなたはどう受け止めましたか。「国民の皆さんは、天皇の仕事をどう見ていますか?」。そんな問いを、天皇からいきなり投げかけられたように私には感じられた。

震災地・熊本の訪問は日帰り。南太平洋の離島に2泊3日で出かけ、戦没者を弔う。82歳の老人にはきつい「弾丸ツアー」である。内閣から上奏される書類の処理、大使の拝謁や外国元首の接遇、その間隙(かんげき)を縫って国内の様々な行事に参加しお言葉を発する。
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知的財産における「一億総活躍」
『知的財産:この財産価値不明な代物』第7回

8月 19日 2016年 経済

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森下賢樹(もりした・さかき)

プライムワークス国際特許事務所代表弁理士。パナソニック勤務の後、シンクタンクで情報科学の世界的な学者の発明を産業化。弁理士業の傍ら、100%植物由来の樹脂ベンチャー、ラストメッセージ配信のITベンチャーなどを並行して推進。「地球と人にやさしさを」が仕事のテーマ。

前回、前々回と難しいテーマに触れました。それらはまた別の機会に掘り下げるとして、今回は少し息抜きをしましょう。

◆空き缶分別装置

約1年前、愛知の小学生の女の子が特許を取得し、話題になりました。夏休みの研究を進めていくうち発明が生まれ、特許出願をしたら特許になった、というものです。テーマは、「アルミ缶とスチール缶を自動分別してくれる装置」です。
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8月ジャーナリズム、手を抜かずにニュース目指せ
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第86回

8月 19日 2016年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)


コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャロームネットワーク統括。ケアメディア推進プロジェクト代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など経て現職。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆忙しい8月

日本の8月は忙しい。厳かに迎えるべき広島と長崎の原爆の日や終戦記念日、お盆があるかと思えば、日々のドラマに一喜一憂してしまう夏の高校野球に、地域の夏祭りはピークを迎える。

ポスターには花火大会と盆踊りの告知が並び、それを楽しみにする子供がいる。地域行事として、その日に向けてせっせと準備するコミュニティーの人にとれば、身近な活動として生きがいでもあるだろう。今年からは8月11日に国民の祝日として「山の日」が制定されたから、なおさらに日々の感情は日替わりの様相となった。
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