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巧妙化するネット詐欺
『実録!トラブルシューティング』第29回

4月 22日 2016年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は「なりすまし詐欺」に関するトラブルについて紹介します。前回(第28回)紹介した横領は社内の従業員による会社への損害ですが、メールでのやり取りやウェブ上での手続きが多くなっている昨今、社外からの詐欺の方法も多様化しています。

◆メールによる送金依頼には細心の注意を

某社のケースは、副社長から支払い処理担当者への送金依頼メールがトラブルの発端でした。
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社員の横領被害に遭う会社の脇の甘さ
『実録!トラブルシューティング』第28回

4月 08日 2016年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回はあまり公にはなりませんが、残念ながらよく聞かない話ではない横領事件についてご紹介します。

A社でのお話です。信頼していたスタッフが出社しなくなり心配していたところ、青天の霹靂(へきれき)で、メールで横領の告白がありました。小口の現金を1年以上にもわたって横領していたとの内容なのですが、その現金を入れている金庫の管理、出入金の記録もそのスタッフに任せっきりだったので、不正が一体、いつから始まったのか、被害総額がいくらになっているかも簡単に把握できない状態でした。
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家族のビザは大丈夫?
『実録!トラブルシューティング』第27回

3月 18日 2016年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、駐在員家族のビザに関するトラブルについてご紹介します。タイで仕事をする駐在員は、ビザを取得してタイに滞在する許可を得たうえで、ワークパーミット(労働許可証)を取り、タイで労働する許可をもらって仕事をしています。トラブルは、駐在員としてタイで勤務していたAさんが他国へ転勤した後もお子様の学校の都合上、奥様とお子様がタイに滞在していたことから起きました。

◆ひも付きになっている駐在員と家族のビザ

Aさんが勤務していた会社のタイ人スタッフから弊社のタイ人スタッフに緊急の連絡が入りました。Aさんの奥様とお子様は有効期限の残っているビザをきちんと持っているはずですが、移民局からある日突然、不法滞在との指摘を受けたようです。全く意味がわからないというお問い合わせでした。状況を確認すると、タイ人スタッフがAさんの異動に伴いワークパーミットをキャンセルしたことがわかりました。このため、奥様とお子様をすぐに出国させるようにアドバイスをしました。
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「夏休み」で処理できない欠勤
『実録!トラブルシューティング』第26回

2月 12日 2016年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、「緊急夏休み届」に関するトラブルについてご紹介します。タイの労働者保護法では、1年以上勤務した労働者には6日以上の年次有給休暇(夏休み)の付与が義務付けられています。A社では、勤続年数を問わず1年以上勤務した全社員に一律年間6日間の夏休みを与え、消化しきれない場合は翌年への繰り越しは合計で12日までとし、繰り越せない分の有給休暇の買い取りは無し、と定めています。

◆皆勤手当のために考えた裏ワザ

ここで、タイ人社員から変わった問い合わせがありました。「事故や病気などで会社に行けない場合に緊急夏休みを取得したい」とのことです。タイでは労働者には年に30日まで特別休暇と呼ばれる傷病休暇があります。
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株主総会を開かずに決議したツケ
『実録!トラブルシューティング』第25回

2月 05日 2016年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、これまで何度かご紹介したタイ企業との合弁に関する新たなトラブルについてご紹介します。タイへ進出する外国企業はタイの「外国人事業法」に定められる通り、株式の過半数をタイの企業が持つ必要があります。そのため、日本本社が持つことができる株式は最高で49.9%となっています。

もしも50.1%をタイの会社1社だけに委ねてしまった場合、最悪の事態はどのようなことが待っているのかは皆様のご想像の通りです。「日本側が誰も気が付かない間に、すべてタイ語での手続きで株主総会が開かれ、過半数の役員をタイ側株主が選任して経営権を取られてしまうのではないか」という不安が杞憂(きゆう)に終わることを祈るばかりです。
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一筋縄ではいかないお役所手続き
『実録!トラブルシューティング』第24回

1月 15日 2016年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、日本人がタイで会社を経営する際に大変な壁となることが多い、タイのお役所仕事に関するトラブルについてご紹介します。

タイで事業を経営する際には、それぞれの事業によってタイの各省庁から様々なライセンスを必要とします。商務省への会社登記から始まり、製造業ならば工業省から発行される操業許可証、教育関係ならば教育省から発行される教育ライセンス、さらには食品・医薬品の関係ならばFDA(タイ食品医薬品承認局)の製造や販売のライセンスが必要となります。
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不正な関税逃れには必ず手痛いしっぺ返しがある
『実録!トラブルシューティング』第23回

12月 11日 2015年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、税関の追徴課税に関するトラブルについてご紹介します。これまでも何度かご紹介しているタイの税関ですが、手ごわい相手のため色々な事例をご紹介したいと思います。

税関の担当官は日本人が想像するよりもかなり有能です。データベースで会社ごとに履歴を管理しており、実績の疑わしい会社はじっくりと泳がせて忘れたころにごっそりと大きくなった追徴金とさらに罰金を課すのが、彼らの常套(じょうとう)手段です。特に、自由貿易協定(FTA)やタイ投資委員会(BOI)による優遇措置、今後のASEAN経済共同体(AEC)や環太平洋経済連携協定(TPP)などのスタートでさらなる税収減が予想される税関としては、厳しく取りたてをしなければならない環境のようです。

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商談が成立しても乾杯できない日がある
『実録!トラブルシューティング』第22回

11月 13日 2015年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、タイで定められているお酒が飲めない日、アルコール飲料を買えない時間帯に関するトラブルついてご紹介します。

日本から来た重要なクライアントの接待時に、いつもの通りに「とりあえずビール」を注文したところ、なんと「今日はお酒は出せません。」との返事です。タイ人ウェートレスと押し問答をしてもらちがあきません。メニューを確認すると「禁酒日のためお酒は提供できません」と確かに書いてあります。
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どうしても解雇したい時の対応法
『実録!トラブルシューティング』第21回

11月 06日 2015年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、素行の悪いスタッフの解雇に関するトラブルについてご紹介します。

M社は男性社員を数人雇用しています。うち1人を一刻も早く解雇したいのだが、どうすればよいでしょうか、というご相談を頂きました。対象の従業員Aの職種はドライバー、運転技術は普通、可もなく不可もなく、というレベルです。日頃の素行については、毎月1回程度遅刻をするレベルでぎりぎり許容範囲です。在職期間は2年を過ぎています。
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甘い対応の果てに飼い犬にかまれるようなスト
『実録!トラブルシューティング』第20回

10月 16日 2015年 経済

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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、労働組合問題で悩む会社のケースをご紹介します。H社は会社設立からそろそろ20年を迎えます。タイ人従業員からの評判は良好です。むしろ良好すぎることが問題となっています。弊社に駆け込んでこられた際には、ボーナスアップを求める従業員のストライキにより、業務が止まってしまい、ほとほと困り果ててのご相談です。一体どうしてこのような事態になってしまったのでしょうか。

◆「立ち作業手当」まで支給

冒頭でも述べた通り、そもそも、これまでの労使関係は大変良好でした。なぜそれほどまでに良好かというと、代々の現地法人社長(タイではMD=マネージングダイレクターと呼ばれることが多い)が労働組合の要求に全て応じてきたからです。
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