接待の流儀
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第98回

7月 14日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

「私は接待が苦手であった」と言うと、今では誰もが「冗談でしょ」と言ってとりあってくれない。しかしこれは本当の話である。私は社会人になって以来、ほとんどの時間を国際業務と企画業務などで過ごしてきた。44歳で東海銀行バンコク支店長とバンコク・ファースト東海社長職を拝命し、ほとんど初めて日本企業向けの営業を経験したのである。この日本企業向け営業の中で私が最も苦労したのが、ほぼ毎日入っていた夕食接待である。今回は、私がこの夕食接待の苦労をどのようにして克服したかということとともに、若い人への苦言を少し述べてみたい。
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華僑とは何か?
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第97回

6月 30日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

「東南アジアでは華僑の存在を無視して商売はできない」といわれる。特にタイでは華僑の存在感が強く、バンコク都民のかなりの数が華僑だといわれる。またタイの政治は、①タイ人勢力②潮州系華僑勢力③タクシン元首相を中心とした新興勢力――の三つどもえの利権争いであるというのが従来からの私の主張である。「華僑の何たるか?」が分からずしてタイや東南アジアで十分な仕事は出来ない。
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小乗仏教(上座部仏教)の国:タイ
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第96回

6月 16日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

日本人は「外交下手」といわれる。その大きな要因の一つとして、日本人は「自分達以外の考えや感覚を持った人たちがいる」という事実を認識出来ていないことがある。「世界のほとんどの人が自分達と同じ考えをする」と勘違いするから、自分達の立場を明確に言葉に表さない。相手から理解されないのである。また、交渉ルールの世界的規範が「勝ち負け」なのにもかかわらず、日本だけが「正義」である。相手国と「勝つため」に交渉するのであれば、相手国の歴史、民族の特徴、文化、宗教、政治の状況などを研究し交渉に望まなければならない。このことは国同士の交渉だけに限らない。企業の海外進出についても同様である。
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加賀屋に泊まってみた~金沢・能登の旅~
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第95回

6月 02日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

今春、日本出張の機会を利用して、私達夫婦は石川県和倉温泉にある加賀屋に泊まってみた。加賀屋は言わずと知れた日本を代表する温泉旅館で、旬刊旅行新聞社が主催する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で30年以上にわたり1位を連続受賞している。直近では「日本一」を逃したものの、そのこと自体がニュースになるくらいの旅館である。もちろんテレビの旅行番組では数えきれないほど紹介されているため、「海に面した壮大な建物」「仲居さん達が並んで行うお客様の出迎えや見送り風景」「館内の立派な装飾品や多くの土産物店」など、行ったことがなくても加賀屋のイメージを持ち合わせている方が多いことであろう。 記事全文>>

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抜本的な産業育成の必要性―埼玉県の地方創生
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第94回

5月 19日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

東京の北部に位置する埼玉県は従来、勝ち組の県であった。東京に隣接しているが故に東京のベッドタウンとして発展するとともに、大都市圏への食料供給基地となった。また交通の要所としてのメリットを生かし企業誘致を積極的に進め、この点でも大きな成果があった。ところが日本全体が本格的な人口減少の時代を迎え、埼玉県としても従来の「勝利の方程式」が通用しなくなってきている。今回は、こんな埼玉県の地方創生を考えたい。 記事全文>>

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北陸地方の観光振興策を考える
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第93回

5月 02日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

日本の観光の問題点については、「ニュース屋台村」2016年12月16日付の拙稿「賢者に学ぶ日本の観光」においてタイ在住の専門家の方たちのご意見を披露させて頂いた。専門家の方たちからはさまざまなご意見を戴いたが、その中で東北地方、北陸地方、中国・四国地方については観光客の囲い込みが出来ていないとのご指摘があった。今回は北陸地方の観光客の囲い込み策について、タイ人を事例にしながら私見を述べてみたい。 記事全文>>

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タイで日本酒を売るのはなぜ難しいのか
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第92回

4月 21日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

日本の地方公共団体が一番売りたい商品に位置づけていながら、タイで最も販売の難しいものの一つに「日本酒」が挙げられる。私たちバンコック銀行日系企業部は在タイ日系企業に対し金融商品の提供を行うだけでなく、「タイにおける新たな商売の創造」と「日本各地の産業振興」を目指して日本の特産品の売り込み支援や日本各地の観光振興、さらには日タイ間の産学連携など取り組んできている。
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データーから読み解く「沈みゆく日本」
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第91回

4月 07日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

昨今の経済ニュースを読むと国内総生産(以下GDP)、消費者物価、失業率、はたまた外国為替の動きなどに一喜一憂し、「日本の経済状態が良いのか?悪いのか?」分からなくなってしまう。数字はそもそもその使い方で相手に与える印象が変わってきてしまう。最近は選挙対策などを考慮して、政府が発表する経済指標が作為的に作られているようにも思えてしまう。
今回はこうした作為性をなるべく排除し、経済関連指標を長期的に見ることにより日本の抱える問題点を明らかにしていきたい。
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音楽と私(下)~私にとっての音楽とは~
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第90回

3月 24日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

2011年1月、私が参加していたKUJバンドのバンドリーダーでキーボード担当の田家健一さんが不慮のオートバイ事故で亡くなった。本当に突然のことであった。時を相前後して私も2度にわたり胃ガンを発症。幸いに早期発見で内視鏡での摘出手術で済む程度のものではあったが、私自身もあまり無理が出来ない身体となっていた。
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音楽と私(中)~サックスとの出会い~
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第89回

3月 10日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

1998年4月18日の東京・東中野の「ドラム」でのリサイタルが終わると、私はすぐに東海銀行バンコク支店長としてタイに赴任した。銀行員の大半を再建屋として過ごした私は、97年7月1日の通貨切り下げに始まったアジア通貨危機の処理を任され、その仕事に奔走する。東海銀行バンコク支店長時代の5年間は、音楽とのかかわりがすっかり途絶えてしまった。 記事全文>>

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