小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
※前稿第319回の「第4章 歴史から見たインド (4)新興宗教(仏教・ジャイナ教)」
から続く
(5)ヒンドゥー教
図7:新興宗教への対抗として再編され、地域社会に深く定着したヒンドゥー教

(出典)各種Webサイトを基に筆者作成

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
※前稿第319回の「第4章 歴史から見たインド (4)新興宗教(仏教・ジャイナ教)」
から続く
(5)ヒンドゥー教
図7:新興宗教への対抗として再編され、地域社会に深く定着したヒンドゥー教

(出典)各種Webサイトを基に筆者作成

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
第4章 歴史から見たインド
第4章では、インドにおける民族の形成と宗教体系の発展が、社会秩序・職能分業・都市構造・地域産業にどのような形で重層的に作用してきたのかを整理する。ドラヴィダ・アーリアの2つの民族から、新興宗教・ヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教が加わることで、南北で異なる社会構造と産業の枠組みがどのように立ち上がったのかを明らかにすることを目的とする。

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
第3章 地理・気候から見たインド
第3章では、地形・土壌・水資源・気候といった自然条件が、①農業体系②生活様式・社会構造③都市形成・産業立地へどのように段階的に影響したかを明確に整理することを目的とする。

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
日本は高度成長を成し遂げた1980年代ごろから、企業の海外進出を活発化し始めてきた。第2次世界大戦からの復興を力強く成し遂げてきた日本企業は、さらなる販売先を求めてまずは米国に。さらに安価な労働力を求めて台湾、メキシコ、東南アジアと次々に生産拠点を拡充してきた、また、92年に中国の最高権力者であった鄧小平による「南巡講話」によって経済開放政策にかじを切った中国に対しては、販売・製造の一挙両得を狙って進出を果たした。
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
最近のドナルド・トランプ米国大統領の狂気は、私の想像をはるかに超えている。今年初めのベネズエラ強襲作戦によるマドゥロ大統領拘束。独立国の大統領を公然と米国に連れ出したのである。これには度肝を抜かれた。これまで先人たちが地道に作り上げてきた「国際法」による世界の秩序体系が揺らいだことを感じた。
しかし歴史を振り返れば、私たちはこうした事件を何度か経験している。米国のブッシュ大統領によるイラク侵攻(イラク戦争)や、ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵略などは大国による力の横暴を感じさせる事件であった。
だが今回のイラン攻撃は、私たち日本人の目から見れば「度が過ぎている」行為である。米国はイランとの間で核開発の中止などを巡って外交交渉を行っていた。その交渉の最中(さなか)の2月28日、最高指導者ハメネイ師を含めたイランの政権中枢の高官ら40人余りを爆撃によって殺害した。「だまし討ち」である。イランに対する宣戦布告もせず、米国議会の承認も得ていない。この世界から「法も秩序も消滅」した瞬間であった。 記事全文>>

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
3.3 日本
表12 日本の主要種類別金融資産推移(実績値:兆$、金融資産全体に占める割合:%)

出典:IMF、World Bank Data、OECDより筆者作成 記事全文>>

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
第3章 各国における金融資産動向
3.1 米国
表7 米国の主要種類別金融資産推移 (実績値:兆$、金融資産全体に占める割合:%)
出典:IMF、World Bank Data、OECDより筆者作成
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
私たちがふだん手にしている「お金」。このお金は貯蓄や投資をすることにより金融資産へと変貌(へんぼう)する。そもそも商品交換の手段として登場した「貨幣」は、当初はコメや塩など「物品貨幣」であった。しかしコメや塩では保存性や広域での流通性に限界がある。このため「物品貨幣」は金・銀などの希少性の高い「金属貨幣」を経て「紙幣貨幣」に変遷。現在ではビットコインなど「デジタル貨幣」まで登場している。
この貨幣の変遷と文明の発展により、人間は貨幣を通じて「貯蓄」行動を活発化させ、現在では膨大な金融資産が生まれている。ところが、この金融資産が世界でどのように分布しているのか?――その実情に迫ったレポートは少ない。なぜならば、世界の金融資産を包括した統計がないからである。しかし国内総生産(GDP)の数値を見れば、世界の国富は先進国に偏在していることは容易に想像できる。 記事全文>>

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
前回第311回の米国および中国の住宅動向に続いて、今回はドイツ、ブラジル、日本の3カ国の住宅動向と、上下2本の論考をまとめた。
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住27年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
住宅建設は世界各国において重要な経済活性化施策である。このため各国政府は住宅政策に力を注ぐ。しかし住宅振興は「もろ刃の刃(やいば)」でもある。行き過ぎた住宅供給はバブル経済を生み、バブル崩壊とともに長期の経済停滞を生み出す。1980年代後半の米国、90年代初頭の日本などとその例は枚挙にいとまがない。現在騒がれている中国の不動産不況も多分この「行き過ぎた住宅投資」のつけが回っているのであろう。日本でも東京都心部の住宅価格が近年急上昇している。バブル崩壊の再来はないのだろうか? 欲に目がくらんだ人間は住宅市場に群がり「バブルの申し子」となる。