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ICT社会を抗いながら生き抜く
『四方八方異論の矛先-屋台村軒先余聞』第2回

7月 21日 2021年 社会

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記者M(きしゃ・エム)

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。座右の銘は「壮志凌雲」。新型コロナ禍に伴う在宅勤務が1年以上続く現在の日課は、夜明け前から歩き始める10キロウォーキングと夕方の5キロ程度の散策。不要不急の外出は控え、休みの時は動画配信サービス「ネットフリックス」で見る韓国ドラマにどっぷりハマっている。

「ニュース屋台村」はfacebookのアカウントを持っている(https://www.facebook.com/newsyataimura)。新着の論考を公開する折に、より広範な読者の関心を集めたいと開設したもので、一部を除いて毎回、日本時間午前6時のアップロード公開の直後に、その時期の旬の花の写真を載せている。実はこの写真の大半は、筆者が毎日、夜明け前後に行っている10キロウォーキングの途中で目に入った花をガラケーのカメラで接写し、帰宅後にパソコンに移してアップロードしたものだ。時に刻一刻と変化する朝焼けの濃紺、青、オレンジ色などのグラデーションを楽しみながら、いつも歩いている江戸川沿いの遊歩道のそばに咲く花もあれば、民家の軒先で見つけた花、わが家の庭の花もある。つい先日、百日紅(サルスベリ)が今年最初の白い花をつけた。残念ながら解像度がイマイチなのは、ガラケーのカメラ性能におのずと限界があるからだ。

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その一言で「世界が変わる」と思うことから
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第215回

7月 19日 2021年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆人を救える、から

 最近は支援の現場でのコミュニケーションに関する問い合わせや研修が相次ぎ、「僭越(せんえつ)ながら」と思いながら福祉事業所の支援員らにアドバイスをしている。

私なりに自分の経験から得たノウハウを言語化したものを伝える中で、知ることによって、その人の世界が変わる、きっと支援が楽しくなる、きっと支援される人も喜ぶはず、と思い話をするから、自然と言葉も熱を帯びてくる。

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RNAワールド
『週末農夫の剰余所与論』第19回

7月 15日 2021年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

o 株式会社エルデータサイエンス代表取締役。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

梅雨(つゆ)のさなかに梅の収穫を行った。今年は、梅の花が雹(ひょう)に打たれて不作だった。それでも10キログラム程度の収穫があり、梅干し、梅ジュース、梅酒を仕込んだ。シロウト農夫は季節に追われている。天気予報が正確になっても、種まきや収穫の時期を正確に判断することは難しい。農作物の生育は、気温や降雨量だけではなく、風環境や土壌微生物にも大きく影響される。気候変動をうまく予測できないだけではなく、昨年のことも忘れてしまう軽度認知障害農夫は、試行錯誤のフィードバックコントロールとなり、季節に追われることになる。都会で生活していると、季節に追われる感覚すら失い、地球規模での異常気象を心配するだけだ。モンシロチョウや赤トンボから学ぶことは多い。

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東京五輪「中止」は最後まで諦めない
『四方八方異論の矛先-屋台村軒先余聞』第1回

7月 14日 2021年 社会

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記者M(きしゃ・エム)

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。座右の銘は「壮志凌雲」。新型コロナ禍に伴う在宅勤務が1年以上続く現在の日課は、夜明け前から歩き始める10キロウォーキングと夕方の5キロ程度の散策。不要不急の外出は控え、休みの時は動画配信サービス「ネットフリックス」で見る韓国ドラマにどっぷりハマっている。

無料ネットニュースサイト「ニュース屋台村」は今年7月17日で創刊以来、丸8年となる。これまでに発表した論考は計1340本。売りは、多彩な執筆陣と高度な専門性。硬軟織り交ぜて、ニッチな領域にも積極的に取り組んできた。編集から運営まですべて手弁当。執筆陣の方々には「原稿料は儲かった暁(あかつき)に払いますんで」と空手形を切ったまま、「中年おやじの部活のノリ」で続けてきた。

筆者は創刊以来、主に編集面に携わり、これまでに寄せられたすべての論考に最初に目を通して校閲し、アップロード作業を委託しているタイの「バンコク週報」に送信するまでの工程を担当してきた。この先いつまで続けられるか、正直なところわからない。執筆陣はこの8年の間に集散を繰り返し、さまざまな「屋台」を出してきた。そこに通底するのは、われわれが創刊当初の「宣言」で謳(うた)った「日本や世界の将来を見据えつつ独自の座標軸を打ち出す」ことである。手前みそながら、創刊当初の論考を読み返すと、その主張や指摘が現在ある問題の本質を見事に突き、いっこうに色あせていないことに気づく。

創刊9年目に入るに当たり、「屋台村」の軒先で感じてきたこと、いま感じていることを綴(つづ)っていこうと考えた。筆者はすでに二つの「屋台」を出しているが、「本業多忙」を口実に取材を怠ってきたうえに読書量が激減し、のれんは戸口の内側にしまったまま休業の状態だ。加えて、新たな執筆陣が思うように集まらず、このままだと「シャッター屋台村」の事態に陥りかねない。少し気分を変えて、すっかり重くなってしまった腰を「ヨイショ」と上げて新たに出す三つ目の「屋台」は、窮余の一策でもある。

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当事者の思いと周囲の熱意から構築する重度障がい者の「はたらく」
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第214回

7月 12日 2021年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆新しいB型のデザイン

 就労継続B型事業所のイメージは障がい者が通所して仕事を通じて社会と関わり合う場所で、雇用契約を結ばない「労働」だから生産性は求められない、が一般的である。しかし最近は、B型事業所で運営しているカフェがコーヒーのおいしさや食事のクオリティーの高さなどで地域の人気店に名を連ね、B型事業所で生産した商品が市場から支持を得て人気となる例もある。アートな作品も次々と世に出たりするなど、B型事業所のありかたも多様になってきている。

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社会技術と人工知能
『週末農夫の剰余所与論』第18回

7月 08日 2021年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

o 株式会社エルデータサイエンス代表取締役。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

ニンニクは収穫時期を読み間違えて、梅雨(つゆ)の収穫となった。完熟でおいしそうなのだけれども、葉は雨でやられて、乾燥保存が大変だ。ショウガは梅雨が明けてから植え付けよう。ニンジン、パースニップ(白ニンジン)、ビーツ、ダイコンの種まきも梅雨明けを待っている。晴耕雨読というよりも、夏の農作業は雨のほうが涼しい。書を捨て農耕をしようとしても、体力の限界がある。収入を確保する必要があるし、週末農夫程度がよい生活バランスなのだろう。多少は家計の助けになるし、娯楽としての支出は最小限であることも評価してもらいたい。ただし、無理な姿勢が多いので、健康にはあまりプラスにはならない。損得勘定は難しいものだ。

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「つなぐ」がはじまり、新しいコミュニティーに向かう
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第213回

7月 06日 2021年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆ストレス解放で「健康」

 みんなの大学校と一般財団法人発達支援研究所が共同で編集する12ページのカラー冊子「つなぐ」が発刊された。同研究所の山本登志哉所長と私が共同編集長となり、発達障がいや精神障がいにより生きづらさ、働きづらさ、いづらさ、を感じている人とつながりながら、その要因を探り、そして良い方向を考えていこうという試みの一環である。

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固有名詞と個体識別
『週末農夫の剰余所与論』第17回

6月 28日 2021年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

o 株式会社エルデータサイエンス代表取締役。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

タマネギの苗を昨年3種類合計で250本ほど植えた。今年はサルの被害が最小限で豊作だ。来週はニンニクを収穫する予定。ショウガの芽出しはうまくいっているだろうか。週末農夫は忙しい。

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プロセスとデータ
『週末農夫の剰余所与論』第16回

6月 16日 2021年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

o 株式会社エルデータサイエンス代表取締役。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

下草刈りは少なくとも年2回行う。梅の木5本、栗の木8本など、下草は果樹の肥料になる。下草は雑草であっても、フキやワラビは春の味覚でもある。ウドの花はてんぷらにするとおいしい。昨年と今年、2年続けて梅は不作となった。梅の花が咲くころに、雪や雹(ひょう)が降る異常気候が続いている。農園では、平均気温の上昇だけではなく、突然の寒波や台風など、気象変動が荒々しくなっている。気温データの解析を行う機会があれば、連鎖反応でよくみられる対数正規分布からのズレに注目してみたい。気象変動の不可逆な変化をとらえることができるかもしれない。

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リモートワークで進歩するコミュニケーションの中で
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第212回

6月 14日 2021年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆本当の「豊か」に向けて

 新型コロナウイルスの対策としてリモート業務が推奨される中にあって、その仕組みも「進歩」「発展」の中で新しいコミュニケーションの形がどんどんと社会に広がっている。それが社会の発展なのか、コミュニケーション行為の進展なのか、私たちの幸せにそれらが本当につながっているのか、ということを考えると、立ち止まりつつ考える必要性を感じている。

それは私自身、支援活動をする中で、コロナ禍の影響で外に出られない人、特に感染リスクの高い重度障がい者にとっては、安全な場所にいることがなおさらに求められるから、その場所で支援を受けることを前提にして、社会や周囲とコミュニケーションを維持しながら、社会に接していく必要がある。

本当に豊かなコミュニケーションに向けて緊急事態の中で冷静に「進歩」「発展」とどのように付き合っていくかも課題だ。

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