Archive for: 4月, 2025

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【WEBサイト、ブログ、SNS】での法的に適切な『引用』とは?
『企業法務弁護士による最先端法律事情』第17回

4月 07日 2025年 社会

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北川祥一(きたがわ・しょういち)

北川綜合法律事務所代表弁護士。弁護士登録後、中国・アジア国際法務分野を専門的に取り扱う法律事務所(当時名称:曾我・瓜生・糸賀法律事務所)に勤務し、大手企業クライアントを中心とした多くの国際企業法務案件を取り扱う。その後独立し現事務所を開業。アジア地域の国際ビジネス案件対応を強みの一つとし、国内企業法務、法律顧問業務及び一般民事案件などを幅広くサポート。また、デジタル遺産、デジタルマーケティング等を含めたIT関連法務分野にも注力している。著書に『Q&Aデジタルマーケティングの法律実務』(日本加除出版、2021年)、『デジタル遺産の法律実務Q&A』(日本加除出版、2020年)、『即実践!! 電子契約』(共著、日本加除出版、2020年)、『デジタル法務の実務Q&A』(共著、日本加除出版、2018年)。講演として「IT時代の紛争管理・労務管理と予防」(2017年)、「デジタル遺産と関連法律実務」(2021年、2022年、2024年)などがある。

1 著作権との関係で法的に適切な『引用』とは?

 インターネットに公開されている写真画像、文章などについては基本的に著作権の対象となっています(著作物性が否定される類いのものもある可能性はありますが、行為規範としては原則として著作権の対象となるものとして行動を決定することが妥当と考えられます)。

そして、著作物を利用するにはその著作物の著作権者の許諾が必要となることが原則となります。 記事全文>>

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自傷する大統領・トランプ
アメリカ壊す人物の全能感
『山田厚史の地球は丸くない』第285回

4月 04日 2025年 国際

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

高い関税を乱発し、世界秩序への役割を拒否、友好国まで敵に回す。政府機関やメディアを罵倒(ばとう)し、多様性などリベラルな価値を否定、学問の自由にまで手を突っ込む暴走ぶりだ。

民主主義・人権尊重・自由貿易――。アメリカが牽引(けんいん)してきた世界観を自ら踏みにじり、社会や経済を傷める。それは、回り回って自らを傷める「自傷行為」ではないか。

トランプという特異な人物だから起きたのか、アメリカが立ち至った状況がトランプという怪物を生んだのか。私は「移民が切り開いた新世界」というこの国の成り立ちに、いま起きている混乱の根源が埋め込まれている、と思う。 記事全文>>

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