п»ї 29 | 4月 | 2016 | ニュース屋台村

Archive for: 4月 29th, 2016

タイ南部ソンクラーの結婚式
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第68回

4月 29日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏

タイで18年も生活をしていると、各種セミナーの講演依頼が舞い込んでくる。「タイの企業進出」「タイの政治と経済」などとともに講演依頼のテーマが多いのが「タイの歴史と文化」である。私はこの講演の中でタイの歴史・文化・風土を説明しながら、これらに育まれたタイ人の性格について説明をする。最後にタイ人と付き合う上で大事な要素として「タイ人と同じ目線に立ち、保護者の側に立つ」ことをすすめている(ニュース屋台村2013年9月6日拙稿「赴任した国を好きになる努力をする」をご参照ください)。

具体的な実践例としては、個人のポケットマネーでタイ人を食事に連れていくこととタイ人の結婚式・葬式には必ず出席することが重要である。ということでこのほど、私が働くバンコック銀行日系企業部の元課長で現在、ハジャイ法人部の副支店長として働くナタワット君の結婚式に出席してきた。
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価格なき財産(後編)
『知的財産:この財産価値不明な代物』第5回

4月 29日 2016年 経済

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森下賢樹(もりした・さかき)

プライムワークス国際特許事務所代表弁理士。パナソニック勤務の後、シンクタンクで情報科学の世界的な学者の発明を産業化。弁理士業の傍ら、100%植物由来の樹脂ベンチャー、ラストメッセージ配信のITベンチャーなどを並行して推進。「地球と人にやさしさを」が仕事のテーマ。

前回は「価格が決まらない特許は流通するはずがない」と言いました。それでは言いっ放しですので、私案も交え、解決策を考えてみます。

◆過去の評価手法

特許の評価(価格付け)には、過去いろいろな取り組みがなされてきました。特許出願等、特許成立までにかかった費用をもって価格とするコストアプローチ、実際の取引事例から価格を想定するマーケットアプローチ、事業のキャッシュフローから有形資産等を引いて算出するインカムアプローチなどです(本当はもう少し複雑ですが)。
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新ニュースキャスターの覚悟が気になる
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第76回

4月 29日 2016年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャローム所沢施設長。ケアメディア推進プロジェクト代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆主権から乖離

ケアメディアの概念化を目指す私にとって、社会の変化によって変化する「ケア」の一般的な認識とともに、「メディア」の語り口が気になる。語り口の代表とも言える各テレビ局の看板ニュースキャスター降板に伴う新しい顔ぶれとその言質を眺めながら、何か物足りなさを感じている。

放送法に関わる高市早苗総務相の発言等、政治とメディアのあり方をめぐる問題は、権力の行使側と監視側との緊張関係の中で常に議論が必要なはずなのに、各局の問題意識も各キャスターの意気込みも画面からは伝わってこない。なぜだろう、と考えると、「国会前のデモ現場」も、テレビ局内の自分が座る席も、同じく民主主義の現場だという認識が希薄だからではないかと気づく。あまりにもメディアが民主主義の主権から離れてしまっているからと思えてならない。
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