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「存在のない子供たち」の圧倒的な「分からなさ」
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第175回

10月 17日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆絶望的な貧困世界

今夏、東京のシネスイッチ銀座で公開した映画「存在のない子供たち」(ナディーン・ラバキー監督)は、圧倒的で強烈なメッセージをたたきつけてきた。レバノンを舞台に12歳の少年の目から見た世界は絶望的で、貧困や国境、難民や戦争など、近代社会が抱えるすべての問題が内包しているが、その重い課題の一つ一つはむしろ物語の地脈で、その脈が錯綜(さくそう)する社会であぶり出される現実として、「悪」の形がより具体的に子供に迫ってくる。 記事全文>>

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