山口行治(やまぐち・ゆきはる)
株式会社ふぇの代表取締役。独自に考案した機械学習法、フェノラーニング®のビジネス展開を模索している。元ファイザージャパン・臨床開発部門バイオメトリクス部長、Pfizer Global R&D, Clinical Technologies, Director。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。
◆南極周辺の新文明
ユーラシア大陸の文明が戦争を繰り返し、栄枯盛衰した後に、英国スコットランドで産業革命が始まった。温暖化する地球では、文明は北に向かうのだろうか。「ニュース屋台村」でも、南極(※過去記事1)や北極(※過去記事2)について考えたことはあるけれども、南極周辺にAI(人工知能)哲学の新文明が生まれるかもしれないという物語を、身近に感じるようになったのは、ごく最近のことだ。北極海の氷が解けて、北極海を通る通信網が現実のものとなった。地球を一周する、大陸間送電網としては、政治に翻弄(ほんろう)される北極よりも、南極周辺のほうが可能性があるかもしれない。しかも、未来のデータ文明にとっては、南米インカの文明から学ぶことが多い。マヤ・アステカ・ナスカ・インカという古代アメリカ文明は、近代文明の終着地であるアメリカ合衆国と隣接していても、共存することも、交流することも無かった。 記事全文>>

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住26年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
オフィス金融経済イニシアティブ代表。前NTTデータ経営研究所取締役会長、元日本銀行理事。日本銀行では、金融政策、金融市場などを担当したのち、2008年から4年間、金融システム、決済の担当理事として、リーマン・ショック、欧州債務危機、東日本大震災への対応に当たる。著書に『異次元緩和の罪と罰』(講談社現代新書2753、2024年9月)。








