山口行治(やまぐち・ゆきはる)
株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。
前稿「世界は『無関係』でできている」(2021年12月22日付、WHAT^第40回)では、「無関係でできている」データの世界の周辺をゆっくりと散策して、先を急ぐ若者たちが道に迷わないように、思索を重ねたい、と結んだ。フェイスブックが社名を「メタ」に変更したことで、最近話題になることが多い「メタバース」は、先を急いでいるとしか言いようのない短絡的なビジネス志向で、人工知能(AI)技術の着地点としては、もっと足元を確かめる必要がある。メタバースの定義にこだわるつもりはないので、現実と仮想現実が融合したインターネットサービス、ゲーム感覚のSNS(social network system)と素描しておく。問題は、仮想現実を作る技術ではなく、「現実」を技術でディスカウントする偽装工作にある。 記事全文>>

オフィス金融経済イニシアティブ代表。前NTTデータ経営研究所取締役会長、元日本銀行理事。日本銀行では、金融政策、金融市場などを担当したのち、2008年から4年間、金融システム、決済の担当理事として、リーマン・ショック、欧州債務危機、東日本大震災への対応に当たる。
バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住24年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

特別支援が必要な方の学びの場、みんなの大学校学長、博士(新聞学)。精神科系ポータルサイト「サイキュレ」編集委員。一般財団法人発達支援研究所客員研究員、法定外見晴台学園大学客員教授。









