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憲法9条、旗竿はまだ握っている
『山田厚史の地球は丸くない』第24回

6月 27日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

公明党の山口那津男代表が憲法解釈の変更で集団的自衛権は可能と表明したことを伝える紙面に、「軍にODA解禁」という大見出しが踊っていた。援助政策の大転換である。

民生支援に限定されていた政府の途上国援助(ODA)を軍事目的にも広げる、という提言が外務省の有識者懇談会(座長=薬師寺泰蔵・慶大名誉教授)から出された。サッカーのワールドカップ(W杯)に人々が釘付けになっている間に、国家の暴走に拍車がかった。
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何の目的で海外進出するか事前によく考えよ
『ものづくり一徹本舗』第17回

6月 27日 2014年 経済

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迎洋一郎(むかえ・よういちろう)

1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。

1995年、私はトヨタ合成が初めてタイに竣工(しゅんこう)した製造工場の初代社長として赴任した。このとき既に海外進出に長い歴史を持つトヨタ自動車の海外生産技術部門や調達部門の幹部の方々、さらにはグループ会社の方から多くの助言とご指導をいただいた。そのおかげで、なんとかタイ進出を成功に導くことが出来た。今回は、そのときの体験の一部を紹介したい。

◆甘かった進出計画のもくろみ

「海外進出する際は何の目的で進出をするか、よく考えてから事を成せ」。当たり前の話であるが、当時準備にかかわった私をはじめ本社の企画部門や技術部門の人間は、このことを真剣に突き詰めていなかった。
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コンサルタントに丸投げする会社に将来はない
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第23回

6月 20日 2014年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住16年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

『申し訳ない。御社をつぶしたのは私です』。こんなショッキングな題名の本が発刊された。現役の経営コンサルタントのカレン・フェラン氏が著した本(2014年3月初版、大和書房)である。元々、欧米系の経営コンサルタントのやり方に大きな疑念を持っていた私は、日本に出張した時にこの本を見つけ、半日で読み終えてしまった。

米国ではそもそも転職が頻繁に行われ、従業員の定着率が悪いため、社内給与モデルなどない。コンピュータープログラマーや経理職など職務によって給与水準は、市場の需給関係で決定される。また転職が激しいため、社内の人材開発など行われていない。
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カネパッケージ(タイランド)
日系企業紹介『おじゃまします』第13回

6月 20日 2014年 経済

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バンコク週報

1976年10月創刊のタイで発行する日本語新聞。在タイビジネスマンに向けてタイの政治・経済・社会ニュースから人物紹介まで多彩なコンテンツを提供している。

日本、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシアで事業を展開する梱包材・緩衝材の設計製造メーカー「カネパッケージ」(埼玉県入間市)がタイに進出したのは2006年のことだ。当初は他国と同様、タイでも梱包材・緩衝材を製造販売していた。しかし、入居していたアユタヤ県の工業団地が11年の大洪水で水没。印刷機や製函機など生産設備をすべて失ってしまった。

保険で被災した設備を入れ替えるとの選択肢はあったが、いったん他社に渡った商権を再び取り戻すことができるという保証はない。そのためビジネス形態の大転換を余儀なくされた。
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「吉田調書」とメディア
『山田厚史の地球は丸くない』第23回

6月 13日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「朝日新聞の『吉田調書』スクープは従軍慰安婦虚報と同じ」という記事が週刊ポストに載った。福島第一原発の故・吉田昌郎(よしだ・まさお)所長が政府の事故調査委員会の聴取に応じた陳述書、いわゆる「吉田調書」に関する記事が、意図的に事実をゆがめるもので吉田所長はじめ現場で奮闘した人々を貶(おとし)める「ウソ」を全世界に拡散するものだ、という主張である。

◆事実を公表することこそ事故の教訓だ

2号機が爆発した2011年3月15日早朝、福島第一原発にいた従業員の約9割が、所長の命令とは異なる福島第二原発に避難した。
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拝啓、松山英樹様
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第22回

6月 06日 2014年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住16年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

拝啓 松山 英樹様。米国男子ゴルフツアーのメモリアル・トーナメントでの優勝、おめでとうございます。心からお慶び申し上げます。

最初に申し上げておきますが、私自身はそれほどのゴルフファンではありません。アメリカ、タイとゴルフの環境に恵まれた土地に都合 26年も住んでいながら、ゴルフは大して上達しませんでした。上達もしないからゴルフに打ち込むわけでもなく、この 10年はタイに住んでいながら月イチゴルファー(月に1回)に甘んじています。
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カジノで「お・も・て・な・し」
『山田厚史の地球は丸くない』第22回

5月 30日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

安倍首相はアジア安全保障会議に参加するため30日、シンガポールに発った。会議後、米ラスベガスのサンズ社が経営するカジノ施設「マリーナベイサンズ」を視察する予定だ。経済・金融情報を配信する米ブルンバーグは29日、サンズのアディルソン会長が「安倍首相にカジノ解禁をお願いする」と語ったことを伝えた。

安倍首相は超党派の国会議員による「国際複合型観光施設(IR)推進議員連盟」(通称カジノ議連)の最高顧問を務めており、首相の視察を機に、水面下で進んでいた「カジノ解禁」がいよいよ表面化する。
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改善は時には革命的成果をもたらす
『ものづくり一徹本舗』第16回

5月 30日 2014年 経済

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迎洋一郎(むかえ・よういちろう)

1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。

前回、リンゴの木のイラストで誇りのもてる工場づくりを紹介したがその中で、原価の枝に注射器でカンフル剤を注入している絵を示し、「改善効果が遅い、少ないときには特命業務として専任者または、プロジクトチームを作り対応することが肝要である」旨を説明した。今回は、その成功事例について述べてみたい。

◆新たな技術開発へ特命業務

新しく赴任した工場は前にも述べたように、社内で最も操業の歴史が浅いため、ものづくりの技術も弱く加工技能も劣っていた。そのためムダ、ムリ、ムラも多く長い間慢性的赤字体質から脱出できないでいた。しかし私の赴任後、工場の役割とやるべき仕事の方向を明確にすることで全職場の改善が進み、改善提案件数も年間数千件と活性化した。
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アベノミクス効果と課題―日本の地方経済探訪
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第21回

5月 23日 2014年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住16年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

4月10日から始まった1カ月超の日本出張を終え、先週15日にタイに戻ってきた。バンコック銀行の提携銀行とそのお客様の訪問がこの出張の目的であり、今回も北は仙台、南は広島、徳島など全国各地を訪問してまわった。

銀行員は大変恵まれた商売であり、タダでお客様から色々なことを教えていただける。銀行員生活38年でこれまで600社ほどの工場を見学させていただいたが、今回もまた10社ほど工場を見せていただいてきた。こうした1カ月超にわたる日本出張は2005年以来、年2回必ず行ってきているが、何よりも自分の眼や耳が確認する生の経済情報は、私にとって貴重な情報となっている。
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トーケン(タイランド)
日系企業紹介『おじゃまします』第12回

5月 23日 2014年 経済

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バンコク週報

1976年10月創刊のタイで発行する日本語新聞。在タイビジネスマンに向けてタイの政治・経済・社会ニュースから人物紹介まで多彩なコンテンツを提供している。

◆高所作業車のレンタル トラック式の強み生かす

高所作業車などをレンタルするトーケンリースサービス(大阪府東大阪市)は2013年7月、初の海外進出先としてタイ法人トーケン(タイランド)を設立した。建設現場などの高所で作業を行うための特殊車両のレンタル事業を同年11月に開始。保有する5台の高所作業車は現在、バンコクや東部の工業団地内などで活躍している。

権藤拓也マネージングディレクター(MD)によると、同社の高所作業車はタイで主流の自走式(作業現場内で走行のみ)ではなく、トラック搭載式(公道を走行でき、現場から現場への移動が可能)で、作業高さは最大17~29㍍を誇る。
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