引地達也(ひきち・たつや)
法定外シャローム大学学長、一般財団法人福祉教育支援協会専務理事・上席研究員(就労移行支援事業所シャロームネットワーク統括・ケアメディア推進プロジェクト代表)。コミュニケーション基礎研究会代表。精神科系ポータルサイト「サイキュレ」編集委員。一般社団法人日本不動産仲裁機構上席研究員、法定外見晴台学園大学客員教授。
◆緑色の列車といい相性
東日本大震災の2年後から始まった東京・代々木のカフェ「カフェヌック」での「よみがえる気仙沼線写真展」は今年で7回目の開催となった。毎年震災の時期に、鉄路での復旧は見込めないJR気仙沼線の震災前の姿と風景の写真を展示し、震災のことを想い、語り継ぐための催しである。
震災前に気仙沼線を風光明媚(めいび)な景色と季節とともに撮影してきたアマチュア写真家、工藤久雄さんから写真の提供を受けて実現しているこの企画だが、気仙沼線の写真は列車だけではなく、一緒に映り込む風景がいい。空、雲、太陽、雲、海の自然素材はもちろん、鉄橋、畑、小川とも相性がいい。漁船、大漁旗、波しぶき、カモメ、海水浴場は沿岸部ならではの情景。どれも緑色の列車と人の営みが結ばれているようで、温かなぬくもりのある写真ばかり。
そして今年の展示テーマは「春」とした。桜と気仙沼線、だった。
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住21年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
オーストラリアおよび香港で中国ファームの経営執行役を含め30年近く大手国際会計事務所のパートナーを務めた。現在は中国・深圳の会計事務所の顧問などを務めている。オーストラリア勅許会計士。









