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発達障がいを知るための逆SSTから何が見えてくるのか
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第205回

3月 17日 2021年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆一方的なアプローチではなく

精神障がいや発達障がいの方々を支援する際のアプローチであるSST(Social Skills Training)は支援活動の社会への拡大とともに、言葉としては浸透しているが、その手法は幅広く、支援現場での評価は様々である。

日本語では「社会生活技能訓練」もしくは「生活技能訓練」と呼ばれ、社会生活における困難さを対話を通じて克服し自信をつけていくトレーニングという位置づけであるが、前提として困難さを抱えている方が、克服するためのものであり、それは当事者にとって、受け手に対する一方的なアプローチでもある。

しかしながら、困難さを克服するには、障がいのある方だけの問題ではなく、社会の側もその困難さを理解して初めて、無理のない関係性が築かれ、当事者が社会生活を営めるようになるはずである。その関係性を構築するアプローチとして、私も携わる発達支援研究所が提唱するのが「逆SST」の手法である。 記事全文>>

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