引地達也(ひきち・たつや)
特別支援が必要な方の学びの場、みんなの大学校学長、博士(新聞学)。精神科系ポータルサイト「サイキュレ」編集委員。一般財団法人発達支援研究所客員研究員、法定外見晴台学園大学客員教授。
◆柔らかい議論を
2月26日に行われた「共に学び、生きる共生社会コンファレンス関東甲信越」について、前回は全体会での当事者の声を中心に紹介したので、今回は分科会での各論を報告したい。
分科会はメーンテーマである「障害者の生涯学習の未来を創造する―『学び』を通じた共生社会の新たな流れ―」を構成する要素として考えられており、四つの分科会の大きなテーマは「担い手育成」「特別支援学校からの継続性」「地域でのつながり」「社会・はたらきとの接点」である。
障がい者の学びをテーマにすると、どうしても「学び」のイメージが堅苦しく、何らかの学習という型に入れようとの感覚が先立ってしまうが、未来を創造するには柔軟な発想が必要で、分科会では二つのコーディネーターを文部科学省の担当者に「柔らかく」仕切ってもらいながら、多くの方に柔らかい新しい一歩に向けての議論が出来たのではないかと思う。 記事全文>>

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。
バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住24年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。











