山口行治(やまぐち・ゆきはる)
在野のデータサイエンティスト。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。職業としては認知されていない40年前から、データサイエンスに従事する。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。
体重計を買う動機は言うまでもないだろう。体脂肪率や筋肉量も興味があるので体組成計を購入することにした。タニタ、オムロン、パナソニックなど国産を比較検討したけれども、どれもハードウェアに力を入れすぎていて、データを取得して管理する機能が中途半端だった。フランスのWithingsはiPhoneに似たデザイン・コンセプトで格好良く、データを大切にしていることがよくわかる。活動量計などの関連製品もそろっている。iPhoneに似ているのはデザインだけではなく、全てのデータがiPhoneアプリに集約され、設定や操作もアプリから行う。iPhoneのApple純正ヘルスケア・アプリとの相性も良い。それでもなんとなく米国の活動量計Fitbitなどとは違って、洒落(しゃれ)ているから不思議だ。 記事全文>>