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ボトルネック・インフレがやって来た
『山田厚史の地球は丸くない』第17回

3月 21日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

国土交通省が18日発表した2014年1月1日現在の公示地価で、東京など三大都市圏の地価が6年ぶりに反転上昇した。東京五輪の施設がやってくる東京臨海部で10%を超す伸びが目立った。

地方は軒並み下落したが、例外は震災地。宮城県石巻市の高台は15・1%上昇し、住宅地で日本一の上昇幅となった。仙台周辺で地価高騰が目立つ。福島でも19年ぶりに宅地地価が上昇した。
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製造部門の主役はだれか?
『ものづくり一徹本舗』第12回

3月 21日 2014年 経済

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迎洋一郎(むかえ・よういちろう)

1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。

私が工場長に任命された当時の話である。工場長としての私の方針を理解してもらうためには、部下の人たちとの意思疎通が最も重要と考え、役職者を除く全従業員約1000人と、1年かけて対話することにした。最初に、製造第一線で働くオペレーターをQCサークル(同じ職場の中で、品質管理活動を自主的に進める集団)単位に分け、1時間の時間を設け対話を開始した。

「皆さんの力を生かし、どこにも負けないような働きやすく、やりがいを感じられる強い工場づくりを進めていきたいので日頃思っている提案、苦情などをドンドン聞かせてもらいたい」と、当日のメンバー7人にお願いした。
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災害に向けた学生の備え、そしてわれわれの心構え
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第6回

3月 21日 2014年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

仙台市出身。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長などを経て、株式会社LVP(東京)、トリトングローブ株式会社(仙台)設立。一般社団法人日本コミュニケーション協会事務局長。東日本大震災直後から被災者と支援者を結ぶ活動「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。企業や人を活性化するプログラム「心技体アカデミー」主宰として、人や企業の生きがい、働きがいを提供している。

先週に引き続き、全国のコミュニティFM局に番組を配信している衛星ラジオ局「ミュージックバード」の「未来へのかけはし Voice from Tohoku」の先週放送分をお届けする。まずは、ラジオ放送の内容を紹介する。

◆絆は呪文じゃない

東日本大震災からまもなく3年。このコーナーでは被災地の「今」を、現地の方々ご自身が綴った思いを、生の声で語っていただきます。
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政治情勢に翻弄される共同体構築作業
『ASEANのいまを読み解く』第7回

3月 21日 2014年 国際

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助川成也(すけがわ・せいや)

中央大学経済研究所客員研究員。専門は ASEAN経済統合、自由貿易協定(FTA)。2013年10月までタイ駐在。同年12月に『ASEAN経済共同体と日本』(文眞堂)を出版した。

スリン前ASEAN(東南アジア諸国連合)事務総長は2013年1月の退任に際し「EU(欧州連合)はASEANの動機だが、地域体のモデルではない」と語るなど、ASEANはEUとは異なる独自の統合の道を歩んでいる。ASEANはあくまで「内政不干渉」の原則のもと、各国の主体性に配慮した統合を目指している。しかし、現下の加盟各国の政治情勢が、統合の足を引っ張りかねない状況になっている。

◆欧州債務危機で統合深化に気後れするASEAN

ASEANは加盟国の主体性を重んじ緩やかな統合体として運営されている。そのため、「地域的約束を実施する政治的意志」は、加盟各国にとってより重要である。市場統合について加盟各国からASEAN首脳会議や同事務局に主権の委譲が行われているわけではない。ASEAN内で決めた統合措置の実施は、あくまで加盟各国政府が法令化、行政指導を通じ、あくまで国内措置として実施する。
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「おもてなし大国」日本??
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第17回

3月 14日 2014年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住15年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

先日、妻と2人でマンダリンオリエンタル・バンコク(オリエンタルホテル)にブランチ(朝食兼昼食)を食べに出かけた。オリエンタルホテルは1887年設立。バンコク初の西洋ホテルとしてチャオプラヤ川のほとりにある大使館街の真ん中に造られた。

古くから作家のサマセット・モーム やジョセフ・コンラッド、さらにはタイシルクで名高いジム・トンプソンなど数々の著名人が定宿としていた。1970年代に香港に本拠を置く高級ホテルグループであるマンダリングループに買収されたが、世界の最高級ホテルに何度も指定されるなど、そのサービスは世界屈指のものである。
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「想定」と「対策」を別次元で考える
『経営コンサルタントの視点』第11回

3月 14日 2014年 経済

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中野靖識(なかの・やすし)

株式会社船井総合研究所上席コンサルタント。メーカーから小売業まで幅広いコンサルティングフィールドを持つ。一般消費者向けの商材を扱う企業の現場レベルでの具体的な販売手法の提案を得意とする。

◆最悪の状態を意識して備える

最近の国内では、爆弾低気圧の影響で、東京で40㎝近い大雪が降るなど、記録的な気象現象が発生しています。

昨年も、それに近い状況がありましたが天気予報でも事前に告知され、その直前にはカー用品店などの小売業で、気象に備えるためスタッドレスタイヤやタイヤチェーン、スコップといったグッズにお客様が殺到しました。
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フェニックス (タイランド)
日系進出企業紹介『おじゃまします』第9回

3月 14日 2014年 経済

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バンコク週報

1976年10月創刊のタイで発行する日本語新聞。在タイビジネスマンに向けてタイの政治・経済・社会ニュースから人物紹介まで多彩なコンテンツを提供している。

◆長寿命・省電力のLED

メガバンク・みずほ銀行と、日本トップクラスの通信総合商社・日本電通(福岡市博多区)が、共同出資したフェニックス(タイランド)。イノベーション創造企業として、2013年3月29日からバンコクを拠点に販売網を拡大している。

取り扱う商品はすべて日本製の「LEDファクトリーライト」「LEDモールライト」「LED蛍光灯」。世界で初めて青色発光ダイオードを発明した日亜化学工業(徳島県)の最高品質セラミックパッケージLEDを使用し、「サクラ」ブランドで販売している。
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地酒と電力―草の根からの脱原発
『山田厚史の地球は丸くない』第16回

3月 07日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

山口県の萩市で、うまい酒にめぐりあった。縁あって造り酒屋「澄川」の御主人と酌み交わした。持参された酒は「環起」という吟醸酒。ラベルは貼っていない。うっすら白濁している。「澱(おり)がらみ」という状態で、瓶の中で発酵が進んでいる。口に含むとほのかにツンくる後に、柔らかな旨(うま)みが広がった。芳醇(ほうじゅん)でしっかりした味わい。すいすいやっているうちに一升瓶が空になった。

手に入りにくい酒と見て、「どこで買えますか?」と尋ねると、「申し訳ないが市販していません。限りがあるので、縁のある方に配っています」。
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サンマ漁復活と夢、復興の責任
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第5回

3月 07日 2014年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

仙台市出身。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長などを経て、株式会社LVP(東京)、トリトングローブ株式会社(仙台)設立。一般社団法人日本コミュニケーション協会事務局長。東日本大震災直後から被災者と支援者を結ぶ活動「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。企業や人を活性化するプログラム「心技体アカデミー」主宰として、人や企業の生きがい、働きがいを提供している。

先週に引き続き、全国のコミュニティFM局に番組を配信している衛星ラジオ局「ミュージックバード」の「未来へのかけはし Voice from Tohoku」の先週放送分をお届けする。今回は宮城県気仙沼市本吉町の小泉中学2年の三浦麻文(まや)さんが書いた作文「私の夢」を自ら朗読した。壊滅的な被害にあった町を目の当たりにした思い、そして夢。まずは、ラジオ放送の内容を紹介する。

◆「私の夢」

東日本大震災からまもなく3年。このコーナーでは、被災地の今を、現地の方々ご自身が綴った思いを、生の声で語っていただきます。
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日本は「夢と希望の国」か
『記者Mの外交ななめ読み』第8回

3月 07日 2014年 国際

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記者M

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。年間120冊を目標に「精選読書」を実行中。座右の銘は「壮志凌雲」。目下の趣味は食べ歩きウオーキング。

100年後の未来の日本がいったいどうなっているのか。にわかに想像できないし、その時点で僕も含めていまの世代の大半はこの世にいないだろうから、いささか現実味に欠ける。ただし、次世代の日本の話だといって簡単に受け流したり看過したりできない問題がある。日本の将来を左右しかねない「移民」と「難民」にまつわる話である。

人口減少のペースが年々加速するなか、内閣府はこのほど、外国からの移民を毎年20万人受け入れ、出生率も回復すれば100年後も人口は1億人超を保つことができるとの試算を公表した。果たして、移民が労働人口の減少や社会保障の負担増に直面する日本を救うことができるのか。こう自問する時、はなから悲観的にならざるを得ないのは、どうしてなのだろう。
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