SurroundedByDike(サラウンディッド・バイ・ダイク)
勤務、研修を含め米英滞在17年におよぶ帰国子女ならぬ帰国団塊ど真ん中。銀行定年退職後、外資系法務、広報を経て現在証券会社で英文広報、社員の英語研修を手伝う。休日はせめて足腰だけはと、ジム通いと丹沢、奥多摩の低山登山を心掛ける。
「Virgin Birth Expected at Christmas — By Komodo Dragon」(National Geograph-ic.Com/News、2006年12月6日)。8年前、私はこの記事に出合ってから約半年後の2007年5月、インドネシアの離島に向かった。バリ島近くに1泊ののちプロペラ機でフローレンスという島まで飛び、その港から漁船で向かったのはリンチャイ島。そこはコモド島とならびコモドトカゲの生息地として知られる場所。この島を選んだのはコモド島よりも短時間の3時間ほどの乗船で着けること、そして何より捕獲、管理された環境ではなく自然に生息している稀有(けう)な場所と知ってのことである。
◆種族保存のために繰り出す雌の奥の手
まずは、その記事の要約を以下に掲げる。
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