п»ї 身近な犯罪被害トラブルとその対策 『実録!トラブルシューティング』第62回 | ニュース屋台村

身近な犯罪被害トラブルとその対策
『実録!トラブルシューティング』第62回

1月 21日 2019年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、タイでの犯罪被害トラブルについてご紹介します。日本大使館からの注意喚起もある通り、最近日本人が犯罪に巻き込まれる事件が増えているようです。当社の社員やお客さんにも被害が出ています、当社に寄せられた事例を踏まえて、本コラムでも内容のご紹介し、注意喚起したいと思います。

◆狙われているのは観光客ばかりではない

事例① Aさんはバンコク市内アソーク近辺で女性から英語で声をかけられました。「持ち物を紛失してしまい大変困っている。なんとか少しでもお金を貸してもらえないか」と泣きつかれてしまいました。とても困っているようだったので同情し1千バーツ程度を渡しました。その時は人助けをしたと思っていたが、後で色々話を聞くと、はやりの詐欺だということが判明しました。

事例② Bさんは同じくアソーク近辺で女性(40歳代くらい)から英語で声をかけられました。こちらは自称香港人で大学の研究者。「パスポートから財布まで全て紛失してしまった。日本の大学の学会に出席しなければならないのに、どうしてよいか分からず困っている」とのことです。とりあえずその場で話を聞きましたが、有効な解決策は見いだせずにこちらはその場を後にしました。後で日本大使館からの注意喚起で、こちらもはやりの詐欺だということを知ります。

事例③ Cさんもアソークで事件に巻き込まれました。アソークの交差点で信号待ちし、横断し終わったところで背負っていたリュックを見たところ、リュックが開いており、中から財布が抜かれていました。同じ時期に他にも2件、同様の被害があったと知らされました。

事例④ Dさんは朝のラッシュ時のBTS(高架鉄道システム)内で、イヤホンで携帯電話から音楽を聴いていました。急に音楽が途切れ、おかしいと思い携帯電話を探しましたが、既に携帯電話は盗まれた後です。ちょうど駅に着いたタイミングで、周りの人が入れ変わってしまったので音楽が途切れた時に誰が周りにいたか定かではありません。その場にいた人に聞いてみましたが、行方はわかりませんでした。

事例⑤ EさんはBTSで帰宅中に駅から出ようと布製のトートバックから財布を出そうとしたら、財布が見つかりません。乗車中にトートバックをナイフで切られて盗まれたようです。後日、財布は見つかったものの、中身は抜き取られていました。

対応策事例①②:見知らぬ相手が金銭的支援を求めてくるなど不審な様子があれば、直ちにその場を立ち去るなどして、被害防止に努めましょう。

対応策事例③④⑤:鞄や貴重品などは自分の視界に入る正面かつ腕や手で抱えるなどしましょう。

以上、当社に寄せられた犯罪事案の一部を取りまとめましたが、内容を見ると、どれも極めて身近で起こっていることだと思います。観光客に限ったことでなく、駐在員の方々も改めて注意する必要がありそうです。

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