森下賢樹(もりした・さかき)
プライムワークス国際特許事務所代表弁理士。パナソニック勤務の後、シンクタンクで情報科学の世界的な学者の発明を産業化。弁理士業の傍ら、100%植物由来の樹脂ベンチャー、ラストメッセージ配信のITベンチャーなどを並行して推進。「地球と人にやさしさを」が仕事のテーマ。
初回の記事で、日本の特許は「本歌取り」文化だ、効果を生むための改変はわずかなほうが粋だ、という話をしました。その結果、日本は大量出願国になったと。ただ、特許は大量にもっているのに国際競争力は凋落(ちょうらく)しています。
今日は別の観点(またまた、なんちゃって文化論)から国力低下の遠因を探ります。
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