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肌で感じた観光大国スペイン
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第77回

9月 09日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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 バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

この8月に私達夫婦はイタリア、スペインに出かけたが、スペインではマドリード、バルセロナに1週間滞在した(イタリア旅行については「ニュース屋台村」2016年8月26日号の第76回をご参照ください)。私にとって実に30年ぶりのスペイン訪問である。マドリードでは「ニュース屋台村」の執筆陣になってもらっている経済協力開発機構(OECD)次長の玉木林太郎君と奥様のナタリヤさんがわざわざパリから駆けつけてきてくれ、私達にとって大変楽しく有意義な旅行となった。

◆観光地としてそなわる3要件

ナタリヤさんは若い頃スペインに留学され、スペイン語にも堪能である。また玉木君もナタリヤさんもスペインの歴史、社会、文化に精通していることから多くのことを勉強させてもらった。
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ロボットメーカーへの道を歩き始めた美的集団
『中国のものづくり事情』第1回

9月 09日 2016年 経済

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Factory Network Asia Group

タイと中国を中心に日系・ローカル製造業向けのビジネスマッチングサービスを提供。タイと中国でものづくり商談会の開催や製造業向けフリーペーパー「FNAマガジン」を発行している。

今年7月のことですが、中国の家電大手企業美的集団(Midea)が産業用ロボット大手の独クーカに対し、買収提案すると発表しました。美的は昨年夏ごろから産業用ロボットへシフトする方針を打ち出しており、クーカの株式取得の前には、安川電機とロボット事業に関する提携をむすんでいます。

周りはクーカや他のロボットメーカーの動向に関心が向いている報道が多いようですが、今回は美的集団の方に目を向けてみました。
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「内部留保377兆円」を考える
『山田厚史の地球は丸くない』第76回

9月 02日 2016年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「一億総活躍社会」の旗を振っている安倍首相は、この数字をどう思っているだろう。

日本企業の利益剰余金は15年度、377兆円になった。前年度より23兆円増えた。6・6%の伸びだ。成長は鈍化し、消費は低迷、預金金利が0・1%しかないこのご時世に、企業は「貯金」をしっかり増やしている。
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食事の流儀(イタリア編)
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第76回

8月 26日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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 バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

この8月、イタリアへ旅行に出かけ、この国の人たちの食事習慣を見て、改めて私達の食事のあり方を考えさせられた。今回は、イタリアで見て来た食事の流儀についてお話ししたい。

◆早飯と接待で向上しなかった味覚

私が若い頃言われてきたのは、「食事は早く食べる」ということであった。サラリーマンであった私の父は、「早飯早糞(ぐそ)芸のうち」と私に教えた。戦後復興の間もない中で、なるべく多くの時間を勉強や仕事に充てることで豊かさを追い求めるという、言わば時代の要請であった。否、それ以上に厳しい生活の現場があったような気がする。
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副資材にも必要な輸入申告
『実録!トラブルシューティング』第35回

8月 26日 2016年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、通関の際のちょっとしたことが大きなトラブルとなってしまったケースについてご紹介します。

◆日本で買った工作機械が輸入できない!

あるお客様から、とても焦った様子で電話がありました。業務で使用するための工作機械を日本で購入し、タイの工場で受け入れ準備をしていたところ、輸入通関業務を依頼しているフォワーダー(代理業者)から連絡があり、機械の輸入が出来ない可能性があり、最悪の場合は日本へ返送(シップバック)しなければならなくなる可能性があるとのことです。
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「お気持ち」表明された天皇
象徴への日常活動が改憲草案を潰す
『山田厚史の地球は丸くない』第75回

8月 19日 2016年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

天皇陛下の「お気持ち」、あなたはどう受け止めましたか。「国民の皆さんは、天皇の仕事をどう見ていますか?」。そんな問いを、天皇からいきなり投げかけられたように私には感じられた。

震災地・熊本の訪問は日帰り。南太平洋の離島に2泊3日で出かけ、戦没者を弔う。82歳の老人にはきつい「弾丸ツアー」である。内閣から上奏される書類の処理、大使の拝謁や外国元首の接遇、その間隙(かんげき)を縫って国内の様々な行事に参加しお言葉を発する。
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知的財産における「一億総活躍」
『知的財産:この財産価値不明な代物』第7回

8月 19日 2016年 経済

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森下賢樹(もりした・さかき)

プライムワークス国際特許事務所代表弁理士。パナソニック勤務の後、シンクタンクで情報科学の世界的な学者の発明を産業化。弁理士業の傍ら、100%植物由来の樹脂ベンチャー、ラストメッセージ配信のITベンチャーなどを並行して推進。「地球と人にやさしさを」が仕事のテーマ。

前回、前々回と難しいテーマに触れました。それらはまた別の機会に掘り下げるとして、今回は少し息抜きをしましょう。

◆空き缶分別装置

約1年前、愛知の小学生の女の子が特許を取得し、話題になりました。夏休みの研究を進めていくうち発明が生まれ、特許出願をしたら特許になった、というものです。テーマは、「アルミ缶とスチール缶を自動分別してくれる装置」です。
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産学連携による広島県の地方創生
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第75回

8月 12日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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 バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

広島県は輸送用機械、電気機械、鉄鋼を中心とした中国・四国・九州における最大の工業県である。2014年工業統計調査(確報)によると、製造品出荷額等において全国で第10位、付加価値額は11位であるが、他の項目を見てみても、土地面積では第11位、人口第12位(2015年 総務省「国勢調査」)、名目県内総生産第12位(2012年 内閣府「県民経済計算」)、1人当たり県民所得第8位(2012年 内閣府「県民経済計算」)、事業所数第15位(2014年 経済産業省「工業統計調査」)、47都道府県魅力度ランキング第15位(2015年 地域ブランド総合研究所「地域ブランド調査」)と、良くも悪くも多くの項目にて全国10位前後の県である。広島県も高齢化・生産年齢人口減少、あるいは海外シフトによる国内産業の空洞化といった波にのみ込まれようとしている。今回は広島県の地方創生を考えてみたい。

1.広島県の産業の特徴

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「五輪担当・丸川珠代」の裏事情
ダメージコントロールに動く安倍政権
『山田厚史の地球は丸くない』第74回

8月 05日 2016年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

第3次安倍改造内閣が4日、発足した。女性の入閣は3人。総務相に留任した高市早苗、環境相から五輪担当に横滑りした丸川珠代、稲田朋美は初入閣で防衛相に納まった。3人とも安倍が「お気に入り」。注目は、歴史認識や靖国問題で安倍の代弁者として振る舞ってきた稲田だ。

「稲田さんはスターですから」と、安倍はしばしばいう。党政調会長に抜擢(ばってき)するなど盛り立ててきた。防衛相に起用して身内ともいえる保守右翼の期待に応えたが、中国・韓国は反発、米国も心配している。
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現法代表は解雇補償金の支払い対象になるか
『実録!トラブルシューティング』第34回

8月 05日 2016年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、会社の清算時のトラブルについてご紹介します。弊社は会社設立のお手伝いをしていますが、大変残念なことに年に何回かは解散・清算のお手伝いをすることもあります。

ある会社の清算対応をしていた時のことです。それまではてっきり社長、MDとしてふるまっていたように思われた方が、会社の解散が決まった途端に感じが変わってしまったようです。会社の清算という事態に気分がよほど滅入ってしまったのかと思ったところ、どうもそうではないようです。解雇補償金を要求するために、自分は「雇用者」ではなく、日本の親会社に雇われた「被雇用者」であると主張し始めました。
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