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山形の地域創生―「小澤塾」塾生の提言(その2)
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第61回

1月 22日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

私の勤務するバンコック銀行日系企業部では主に日本の地方銀行から20名強の出向者を受け入れている。こうした出向者に対してバンコック銀行の商品を理解してもらうなどの目的から約5か月間にわたる研修期間を設けている。この通称「小澤塾」においては、タイにおける銀行業務以外に出身行の地域をテーマに論文を作成してもらっている。2015年9月11日付ニュース屋台村にて「小澤塾」塾生の提言として山梨中央銀行出向者、真田栄太郎さんの論文を掲載した。今回は第2回として山形銀行出向者である大沼達朗さん(平成18年入行、山形県山形市出身)の提言を掲載したい。
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日韓合意 壊すのは誰か
『山田厚史の地球は丸くない』第60回

1月 15日 2016年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「職業としての売春婦だった。それを犠牲者だったかのようにしている宣伝工作に惑わされすぎだ」

自民党の国際問題を話し合う会合で、桜田義孝衆議院議員はこう発言した。日韓両政府が折り合いをつけた慰安婦問題への横ヤリである。政治家が自分の考えを語ることは自由だ。ただ、発言がどのような影響を及ぼすか考えない「心情の吐露」は政治家失格を物語るに等しい。

外相同士が話し合い、微妙な言い回しでギリギリの妥協をしたのが昨年12月末。妥協が成立したことは快挙と言っていいだろう。だが、これで終わったわけではない。誠意を行動で示さなければ慰安婦問題は決着しない。国民が納得しなければ、政府間合意は宙に浮く。そんな時に、韓国側を刺激する政治家の発言が飛び出した。
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一筋縄ではいかないお役所手続き
『実録!トラブルシューティング』第24回

1月 15日 2016年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、日本人がタイで会社を経営する際に大変な壁となることが多い、タイのお役所仕事に関するトラブルについてご紹介します。

タイで事業を経営する際には、それぞれの事業によってタイの各省庁から様々なライセンスを必要とします。商務省への会社登記から始まり、製造業ならば工業省から発行される操業許可証、教育関係ならば教育省から発行される教育ライセンス、さらには食品・医薬品の関係ならばFDA(タイ食品医薬品承認局)の製造や販売のライセンスが必要となります。
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タイの研究開発振興政策(その2)
『クローズアップ・タイ』第2回

1月 15日 2016年 経済

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西村裕夫(にしむら・ひろお)

1951年新潟県生まれ。上智大学経済学部卒、筑波大学経営学修士(MBA)。日本の大手メーカーに40年間勤務。この間の2003年にタイで工場を立ち上げ、4年間勤務した。定年退職後の13年に再度タイに赴任し、会社を設立。現在はタイ企業に勤務。著書に『私のフィールドノート』(自費出版)がある。

前回はタイの研究開発状況についてマクロ的な視点から整理し、様々な問題や課題があることを指摘した。今回はこれを踏まえて、ステップアップのための方策について私見を述べたい。本稿は筆者のタイでの生活や勤務の経験を踏まえているために、やや独善的な面があるかもしれないので予めご了解頂きたい。

筆者は、タイ政府が様々な優遇策を用意しても、「R&D(研究開発)→価格競争の回避→成長力の源泉/企業成長のエンジン」となるような「基礎研究-応用研究-開発研究」の体制がにわかに出来上がり、かつ機能するとは考えていない。それは、基礎力(特に人材とマネジメント)に欠けるからで、いわばタイのサッカーチームが欧州のプレミアリーグに挑戦するようなものだからである。現実的な研究開発力向上の道筋について述べてみたい。
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新年に振り返る師走の光景
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第60回

1月 08日 2016年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住18年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

昨年暮れもタイは慌ただしかった。年末はどこの国でも慌しいに違いない。タイの場合、国王誕生日(12/5)、憲法記念日(12/11)、クリスマス、新年へと続く流れがある。

タイ人も日本人と同様に宗教に対して無節操である。本来仏教国であるにもかかわらず、クリスマス、バレンタインにハロウィーンと西洋の行事を何でも取り入れる。しかし、日本とタイではその祝い方が少し異なる。日本は企業やマスコミがこれらの行事も積極的に取り上げ、売り上げ増を目指して商業的に利用している。
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タイの研究開発振興政策(その1)
『クローズアップ・タイ』第1回

1月 08日 2016年 経済

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西村裕夫(にしむら・ひろお)

1951年新潟県生まれ。上智大学経済学部卒、筑波大学経営学修士(MBA)。日本の大手メーカーに40年間勤務。この間の2003年にタイで工場を立ち上げ、4年間勤務した。定年退職後の13年に再度タイに赴任し、会社を設立。現在はタイ企業に勤務。著書に『私のフィールドノート』(自費出版)がある。

私は日本の大手メーカーおよびその関連会社で40年働き、その間に2003年からタイで事業を立ち上げ、4年間を過ごしました。定年退職後、再度タイに赴いて3年間働き、もうすぐ65歳になろうとしています。この7年間のタイでの生活・仕事経験を通じて感じるところを書かせて頂きたいと思います。ご高承の通り、経済はグローバル化して繋(つな)がり、タイでのいろいろな出来事には、その先に日本を含めた世界があります。タイの事案をクローズアップすると、その先に日本が見えてきます。こうした視点で、タイでの経験・知見と日本の現状への考察もしてみたいと思います。

◆最近のタイでの経済政策の論議

最近のタイ政府の政策の中で、「中進国の罠(Middle Income Trap)」からの脱却ということが一つのメインテーマとなっている。構図的にいえば、「先進国の高度技術、高付加価値製品と後進国の低労働コストによる安値品」に挟まれて、タイの経済成長に今後多くを望めない、一人当たり国民所得が6千~7千ドルで頭打ちになる、これを打破していくため、研究開発による高付加価値製品、生産性向上が必要――とする主張である。高速鉄道など大型のインフラ投資を中心に公共投資を行う一方で、「研究・技術開発の促進(移転・育成)を通しての製品の高付加価値化」が叫ばれている。
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「再稼働差し止め」は司法の暴走だったのか?
『山田厚史の地球は丸くない』第59回

12月 25日 2015年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

裁判員裁判だったら、どんな判決になっただろう、とふと思った。関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働をめぐり、福井地方裁判所は12月24日、「安全性に欠けるとはいえない」と判断し、再稼働を封じた4月の同地裁の仮処分決定を覆した。

◆専門家の意見を尊重した司法に責任はないのか

同じ福井地裁で正反対な判決が出た。決定的に判断が分かれたのは、国の原子力規制委員会が定めた新基準だ。
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本歌取り? 知財と日本の気質
『知的財産:この財産価値不明な代物』第1回

12月 25日 2015年 経済

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森下賢樹(もりした・さかき)

プライムワークス国際特許事務所代表弁理士。パナソニック勤務の後、シンクタンクで情報科学の世界的な学者の発明を産業化。弁理士業の傍ら、100%植物由来の樹脂ベンチャー、ラストメッセージ配信のITベンチャーなどを並行して推進。「地球と人にやさしさを」が仕事のテーマ。

初めて「屋台村」に書きます。知財に関する「真面目な」話もたまにしますが、ふだんはエッセーでお許しください。

日本は特許出願数が世界一だった期間が約40年もありました。その是非なんて、私にはわかりません。むしろ、なんでそんなにまで特許出願が日本人の体質に合ったのか。これについては、ときどき考えます。
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三川内焼の窯元を訪ねて
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第59回

12月 18日 2015年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住17年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

今年11月の日本出張を利用して、長崎県の三川内焼(みかわちやき)の窯元で「唐子(からこ)焼き」で有名な中里勝歳(なかざと・かつとし)氏のお宅にお邪魔した。平戸藩の御用窯として発展した三川内焼は平戸焼とも呼ばれる。

三川内焼を象徴する唐子絵は、かつては「献上唐子」ともいわれ、幕府・諸大名などへの献上品であった。中里さんが15代当主である平戸松山窯は、伝統的な唐子を描き続ける一方で現代にあう「創作唐子」にも取り組んでいる。平戸に旅行に行かれた方は、観光地における高級土産品として必ず目にされている品物である。
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沖縄を見くびってはいけない
『山田厚史の地球は丸くない』第58回

12月 11日 2015年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

沖縄の小学校6年生・蘭さんは、大事にしている新聞の切り抜きがある。今年1月16日付の沖縄タイムスに載った記事。「国策、民意を侵害」「警官120人抗議を分断」という見出しがついている。お母さんが涙を溜(た)めて読んでいた記事だ。

沖縄県中部のどこまでも青い大浦湾に面した名護市辺野古(へのこ)に、普天間(ふてんま)基地にいた米海兵隊が移転するという。米軍基地・キャンプシュワブの沖に予定される新基地の建設が1月に再開された。工事車両を阻止しようとゲート前で座り込む人々を警察官が実力で排除したと記事は伝えている。

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