山田厚史(やまだ・あつし)
ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。
暴力団融資が発覚したみずほ銀行の右往左往は「危機対応の悪しき実例として歴史に残る」といわれる。まず一連の動きを振り返ってみよう。
2010年12月、提携関係にある信販会社オリエントコーポレーション(オリコ)の自動車融資に反社会的勢力への融資が多数あることが分かった。340件で総額2億300万円。銀行内部の調査で分かったが、事実は隠され、経営陣は手を打たなかった。
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ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。
暴力団融資が発覚したみずほ銀行の右往左往は「危機対応の悪しき実例として歴史に残る」といわれる。まず一連の動きを振り返ってみよう。
2010年12月、提携関係にある信販会社オリエントコーポレーション(オリコ)の自動車融資に反社会的勢力への融資が多数あることが分かった。340件で総額2億300万円。銀行内部の調査で分かったが、事実は隠され、経営陣は手を打たなかった。
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住15年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
最近の在タイ日系企業の動きを見ていると、気になることがある。2008年のリーマン・ショック以降、日本や米国での業績が悪化した中で、多くの日系企業がアジア、特にタイの業績に大きく依存するようになってきた。「タイ一本足打法」と当地で呼ばれる現象である。
各日系企業のオペレーションで、タイ拠点が重要視されるため、日本からの派遣者が急増。00年以降は2万人強だった在留邦人数が、直近では6万人まで増えてきたのである。
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株式会社船井総合研究所上席コンサルタント。メーカーから小売業まで幅広いコンサルティングフィールドを持つ。一般消費者向けの商材を扱う企業の現場レベルでの具体的な販売手法の提案を得意とする。
「企業としての顧客との約束」を考える場合に、自社を題材にしてみると意外な気づきを得ることができます。
例えば、弊社の仕事は、クライアントからお金をいただいて問題解決をしていくコンサルティング業務が主業務であり、常に顧客の望むバリューを出し続けることを期待されます。このことを前提とすると、弊社の顧客との約束は「クライアントの問題解決を支援し、クライアントが真に望む結果を出し切る」ことであり、単なる対処療法を提供することではないのです。
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1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。
前回お話しした「付加価値生産性」とは、投資した人件費に対する労働生産性を表すもので、会社全体もしくは工場全体の労働生産性を把握するのに適した指標である。
一方、生産現場では一つの製品を作るのに、材料準備、成型加工、塗装、組み立てなど複数の工程を経るのが一般的である。
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企業経営者。銀行勤務歴28年(うち欧米駐在8年)。「命を楽しむ」がモットー。趣味はテニス、音楽鑑賞、「女房」。
これまで、日本が再び輝くためには個々人の自立化が不可欠との話をしてきました。その点で旧聞には属しますが、私自身の体験をについてお話します。それは今から30年以上前のことですが、欧州のビジネススクールを卒業する時のことでした。
日本からは全員企業派遣だったため、全員がいったんは派遣元の企業に帰ったわけですが、その他の国から来た人たちは一部を除くと全て自費での参加でした。そして、それらの人たちの就職先は当時の日本人の常識からはかけ離れたものでした。
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1976年10月創刊のタイで発行する日本語新聞。在タイビジネスマンに向けてタイの政治・経済・社会ニュースから人物紹介まで多彩なコンテンツを提供している。
「小さくても強い会社」をモットーとするクリエーティブ企業「スタジオ・ビーム」(本社・大阪市中央区)。1971年の設立以来、パッケージ・グラフィックデザイン、セールスプロモーションなどのデザイン・企画を手がけてきた。日本では大阪と東京に事務所を構えるが、2010年7月、タイに関連会社「スタジオ・ビーム・インターナショナル社」を開設した。
タイでの営業品目はまず、グラフィック・パッケージデザイン。例えば、セールスプロモーション・ツールをコストの安いタイで制作し、日本やシンガポールなどに出荷する。このほか、タイ企業に対し、会社案内、製品カタログなどを制作・納品している。
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大学教授。専門は環境経済学および理論経済学。政府の審議会の委員なども務める。「知性は、セクシーだ」が口癖。趣味は鉄道(車両形式オタク)。
この8月のことだ。イスラエルの元高官が広島と長崎の平和記念式典についてとんでもないコメントをフェイスブックに書き込み、物議をかもした。2つの都市への原爆投下は「日本による侵略行為の報い」であり、犠牲者追悼の平和記念式典は「独善的でうんざりだ」というのだ。この問題外の発言に日本政府は抗議し、この高官は停職となっているという。
この部分だけを見ると、「問題外」と一刀両断に切り捨てて当然のコメントだ。だが、コメントの最後にどうしても切り捨てられない部分がある。それは、「日本が追悼すべき相手は、(日本の)帝国主義や大量虐殺の犠牲となった中国人、韓国人、フィリピン人らだ」という一文である。
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新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。年間100冊を目標に「精選読書」を実行中。座右の銘は「壮志凌雲」。目下の趣味は食べ歩きウオーキング。
軽井沢のホテルで総料理長を務める浜田統之さん(37)は今年、フランス・リヨンで開かれたフランス料理界で最も権威あるコンクール「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」フランス本選に日本代表として出場し、24カ国のシェフたちと腕を競い、日本人として初めて3位に入賞した。
コンクールは、フランス料理界の巨匠ポール・ボキューズの呼びかけで始まったフランス料理の世界No.1シェフを決める大会で、フランス料理のワールドカップ(W杯)ともいわれる。
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ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。
「消費税8%」で新聞が大騒ぎした2日、朝日新聞の片隅に「TPP要求項目、米が具体的提示」というベタ記事が載った。
TPP本交渉と並行して進んでいる日米の二国間協議で米国から具体的要求が示された、という。その中に「やはり」と思う項目があった。
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住15年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
いまや「半沢直樹」は日本の社会現象である。日本から4500キロ離れたこのタイの土地でも「半沢直樹」は昼食時の話題となる。なぜそんなに人々の琴線にふれたのであろうか?
世間的には怨嵯(えんさ)の的となる銀行員の以下の醜い姿であろうか?
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