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ポリフォニーで語る「命×公共性」で殺意のココロをほぐしたい
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第169回

6月 25日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆引きこもりはきっかけ

川崎市のJRと小田急の登戸駅近くでの殺傷事件と農林水産省元事務次官が息子を殺害した事件は、「ひきこもり」をキーワードとして、一方では加害者(川崎の事件)の一方では被害者(元事務次官の事件)の、どちらもこの世にいない人の「異常な」心理性を語る中で、多くの人にとって導きやすい理解に押し込めようとして、結論を急ぐパターンをまた繰り返している。

ちょうど内閣府が中高年の引きこもりの推計が61万人と発表したことも手伝って、今回の事件に関係する2人がこのカテゴリーに入るのではないか、との分類により、議論は引きこもりに流れてしまったが、再度立ち止まって考えてみたい。

やはり引きこもりとは、何かをきっかけにして存する状態であり、その何かを考えることが今の私たちに求められているのだと思う。 記事全文>>

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法定外シャローム大学からシャローム大学校への名称変更について
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第168回

6月 17日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆学びの発展機会                

昨年度のプレ学習期間を経て4月から始まった「法定外シャローム大学」だが、先日文部科学省から名称の変更を打診され、5月から「シャローム大学校」として周知していくことになった。

特別支援が必要な人のための学びの場、として学生への配慮を前提にしつつ「大学教育」水準の「教授」「研究」「社会貢献」を目指すために、「法定外」を明記しつつ「大学」を名乗ってきたが、厳密にいえば「大学」とは学校教育法に基づき文部科学省が認可した機関でなければならず、文科省は我々が取り組んでいる障がい者のための教育の必要性は十分理解し評価した上で、「大学表記を避けてほしい」との意向だった。

それは積極的な意味であらたな「学びの場」を文科省と創意工夫のもとに発展できる機会と考えている。 記事全文>>

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天安門事件で始まった平成から令和元年の課題
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第167回

6月 11日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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5月35日                     

「今年は6月4日がなく、その日は5月35日らしい」

数か月前、中国でこんなジョークも出ていることを中国の方から聞いた。1989年6月4日の天安門事件から30年であり、中国政府は、その節目に神経を尖(とが)らせている、との皮肉である。

日本から見れば、その日は平成元年の出来事で令和時代の始まりとともに、中国の民主化を叫ぶ方々が自国で言えないことを「自由にモノが言える国」である日本で天安門事件を振り返る言動を行っている。

結局6月4日はやってきたが、これらの声にどのように応えるのか、は私たち社会の令和元年の課題でもあるだろう。 記事全文>>

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スリランカの爆発テロから考えるテロの日常性
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第166回

6月 03日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆優しさと激しさ

四半世紀以上も疑問に思うことの一つに、スリランカという国で「優しさ」と「激しさ」がなぜ同居できるのかということだ。

私が初めて訪れたのは大学2年生の頃だったが、柔らかい国民の表情は優しくほほ笑ましい印象で、内戦中にもかかわらず、最大都市コロンボも沿岸のリゾート地も小さな港町も静かな時間が流れていた。長年続いてきた内戦状態では、爆弾テロが頻発してきたが、その内戦も2009年に終結し、平和な日々のはずだった。 記事全文>>

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キリスト教から見るメディアの日韓の倫理とケア行為
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第165回

5月 29日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆ケアの未来を拓くため

社会における「ケア」活動は、そのケア活動を生み出すコミュニティーがケアの質を高めたり、低くしたりする――。

そんな当たり前な命題を設定し、現在研究を進め、日本と韓国でのアンケート調査を始めた。それは「キリスト教」を切り口にし、コミュニティーを形作る日韓のメディア行為の差異、結果として発出されるケア行為の違いを浮き彫りしようという試みだ。 記事全文>>

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豪の女性同士の結婚式で「多様性を認める」深さを考える
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第164回

5月 13日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆ちょっと遠い寛容性

3月末に女性同士の結婚式に招待され、出席した。
場所はオーストラリアのキャンベラ郊外。日本に留学していた四半世紀前の知り合いのオーストラリア人の女性だが、レズビアンだと知ったのはここ数年のこと。実際に彼女には「生理学的な」夫がいて、その間に二人の子供がいる。
今回の結婚は一昨年に同国での同性婚の合法化を受け、2人の子供の母の立場を保ちながら、愛するオーストラリア人女性と一つの家庭を築くための大事な通過点。両家の家族はもちろん、生理学的な優しい元夫や親戚、友人たち約120人が集まり、自然に囲まれた小屋の中で盛大なセレモニーとパーティーが行われた。
LGBTを取り巻くコミュニティーは合法化された制度とその事実によっても作られるし、同時に制度を作ろうとするコミュニティーの総意が雰囲気を作り上げる。それは多様性への寛容さが基本であることは間違いないが、私たちの国や社会がそこにたどり着けるかは、ちょっと遠そうな印象だ。 記事全文>>

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呼吸で人生は変わる―ストレスと言語の相関について
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第163回

5月 07日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆呼吸で人生は変わる

「ストレスリリースの方法」の講義をヨガのインストラクターとともに構成する作業をしていて実感するのは、「すべては呼吸から始まる」ということである。呼吸を意識して腹式でゆっくりとすってはくことを繰り返すだけで体はリラックスする。それまでの悩みや不安などアタマやココロにあったもやもやを忘れてしまうから効果は大きい。呼吸一つで目の前の風景はかわり、人生も変わる、のも大げさではないのかもしれない。

「誰もが抱えているストレス」なのだからと放置して自然に治るのを待つのもよいが、呼吸法を教えられて考えたのは、私たちが使う日本語の言語的な性格上、呼吸は胸式となり、知らずと発生するストレスは必然であり、それを調整するにはやはりうまく腹式呼吸を活用するのが、よい方法なのは間違いない。 記事全文>>

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統計不正と宰相の不正確な言葉と議論できない空気
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第162回

4月 29日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆自己反省のない政府

厚生労働省の「毎月勤労統計」で、2004年から15年間も続いていたルールに反する抽出調査などの統計不正問題は、国会で野党が政府を追及するものの、政府側の危機意識は鈍く、議論はかみ合わないまま、世間の目から離れていきそうだ。

統計はこの国のかたちをデータで示すもので、それを根拠に精緻(せいち)な議論を積み重ね国の制度設計をするための基本となる。統計結果はプロセスに左右されるのが当然であり、誤謬(ごびゅう)があってはならないのだが、それが長年間違っていた。そして、政府による徹底的な自己反省はない、のである。

与野党の思惑など度外視して、経済政策にしても福祉政策にしても、統計結果というエビデンスをもとに、最大幸福を実現するために多くの人が仕事をしているはずなのに、徹底的な自己検証と反省がなければ、自分の仕事の拠り所とする必要性への信頼は揺らいでしまう。

私も国の片隅で最大幸福を目指して働いているつもりなのだが、いいかげんな政策決定の中での仕事であってほしくない、と心から思う。 記事全文>>

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「障がい者の生涯学習」の本年度のこれまでと来年度のこれから
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第161回

4月 22日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆タフな道のり始まる

文部科学省の2018年度「特別支援学校高等部卒業生等を中心に対象とした若者の学びを展開するための学習プログラムの開発事業」は3月、同省に成果報告書を提出し同年度の講義・カリキュラム・視察調査などは終わった。終わったが、さまざまな形で見えてきた課題には、待ったなしでの状況やそれぞれの人々の期待や思いがあるから、私自身は来年度に向けて走り始めている。

特別支援学校の卒業生及び社会に出る直前の高等部3年生向けに考えていたオープンキャンパスだが、「その対象者を呼び掛ける方法がなかなか見つけられない」「地域とのつながりを模索しながらも、福祉領域の地域リソースに従事する方々は忙しく余裕がない」「医療ケアの方々への学びへの対応は少ない(ほぼない)」ことが2019年度の課題である。

そこに4月に開学した法定外シャローム大学も絡み、必要な学びに対応できる私たちであるための取組みは始まったばかり。まだまだタフな道のりだ。 記事全文>>

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仏像が迎える「よみがえる気仙沼線写真展」は「春」をテーマに
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第160回

4月 15日 2019年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆緑色の列車といい相性

東日本大震災の2年後から始まった東京・代々木のカフェ「カフェヌック」での「よみがえる気仙沼線写真展」は今年で7回目の開催となった。毎年震災の時期に、鉄路での復旧は見込めないJR気仙沼線の震災前の姿と風景の写真を展示し、震災のことを想い、語り継ぐための催しである。

震災前に気仙沼線を風光明媚(めいび)な景色と季節とともに撮影してきたアマチュア写真家、工藤久雄さんから写真の提供を受けて実現しているこの企画だが、気仙沼線の写真は列車だけではなく、一緒に映り込む風景がいい。空、雲、太陽、雲、海の自然素材はもちろん、鉄橋、畑、小川とも相性がいい。漁船、大漁旗、波しぶき、カモメ、海水浴場は沿岸部ならではの情景。どれも緑色の列車と人の営みが結ばれているようで、温かなぬくもりのある写真ばかり。

そして今年の展示テーマは「春」とした。桜と気仙沼線、だった。
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