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『ファクトフルネス』から考える新型コロナ感染対策とお粗末な日本の現状―120万人の感染死者が現実化する恐怖
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第165回

4月 01日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

新型コロナウイルスの感染爆発はいまや世界いたるところで危機的状況にある。底知れぬ感染拡大に人々は恐怖におののき、パニック状態となっている。一方で、新型コロナウイルスのリスクを理解しない人も多くおり、その無責任な行動が感染拡大を助長している。昨年12月に中国湖北省武漢で発生したとされる新型コロナウイルスはその発生から3カ月以上を経過し、多くの事実がわかりつつある。今回は『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(日経BP、2019年)という本から、新型コロナウイルスの脅威とその対策について考えてみたい。 記事全文>>

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魯山人を喰らう
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第164回

3月 19日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

食べることは人々にとって人生最大の喜びの一つである。しかし、私が食べものの味を本当にわかるようになったのは、つい最近のことである。昔から食べることは好きだった。ただ、それは単に生存欲求の本能を満たしていたのにすぎなかったような気がする。それが証拠に長い間、「早食い」を自慢としていた。今だからわかることがある。テレビのレストラン紹介番組で、レポーターの人たちが料理を口に運んだとたんに「おいしい」と言うのは、本当の料理の味がわかっていないんだということを。 記事全文>>

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特定技能制度と外国人インターン受け入れによる地方創生策
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第163回

3月 06日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

2010年から本格的な人口減少社会に突入した日本。総人口減少と東京一極集中が止まらず、地方の衰退は加速している。東京近郊県においてすらこうした状況は出現しており、新たな施策の展開が求められる。一方、私たちバンコック銀行では日・タイ間の新たな産業振興を目指し「観光部会」や「特産品部会」などの私設部会を設置し、議論を重ねてきた。今回はその私設部会の一つである「産学連携部会」で具現化してきたタイの大学生の長期インターン制度の活用を考えてみたい。本稿では、千葉県を東京近郊県の一つの事例に挙げ、提言を試みたい。 記事全文>>

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新型コロナウイルスによる最悪の事態に備えて―アジア通貨危機の経験から
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第162回

2月 21日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

最近会う方から決まって聞かれることがある。「昨年来の経済停滞と新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、これからのタイ経済は一体どうなっていくのでしょうか?」。一般の方から「金融・経済の専門家」と思われている銀行員にこうした質問をしてくるのはごく普通のことと感じるかも知れない。 記事全文>>

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迫り来る世界規模の経済危機とその影響
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第161回

2月 07日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

過去半世紀にわたり、人類は世界的な経済危機をほぼ10年ごとに経験してきた。石油ショック、中南米危機、ブラックマンデー、アジア通貨危機、リーマン・ショックなどである。そして最後の経済危機であったリーマン・ショックから10年以上が経過した。人間の英知が経済危機を克服したのであろうか? 私にはそうは思えない。世界中に過去10年の「経済成長のひずみ」が見えるのである。米中貿易戦争や中国を中心に現在流行している新型コロナウィルスなどを契機としてこの「ひずみ」が顕在化するかもしれない。今回はまず、リーマン・ショックの発生要因とその現状を分析する。さらにリーマン・ショック発生後の世界経済の流れに着目し、次なる経済危機の可能性について考察したい。 記事全文>>

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暴飲暴食、鮮し仁
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第160回

1月 24日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

正月休みに2週間、日本に帰国している間に、私の体重は3キロも増えてしまった。あっという間の出来事である。帰国中にはお客様との食事接待もあった。さらに、東京には私のなじみのお店も何軒かある。前回出張時はプライベートな時間が全くなかったため、こうしたお店ともご無沙汰である。今回は是非こうしたお店で旧交を温めるとともに、おいしい料理を堪能したい。そんなわけで夜な夜な街をほっつき歩き、ついつい食べ過ぎてしまったようだ。毎日体重を測り、食べ物には注意を払っていたつもりでも、食事の場になるとついつい自分に対して甘くなる。「暴飲暴食、鮮し仁(すくなしじん)」である。 記事全文>>

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男女の違い!それさぁ、早く言ってよ~
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第159回

1月 10日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

科学の進歩によって我々人間が理解出来ることも増えてきた。特に人体の仕組みについての理解は日進月歩で進化しているようである。顕微鏡の進化により精密に人間の内部が観察出来るようになり、コンピューターの進化で人間の遺伝情報をつかさどるDNA(デオキシリボ核酸)の構造がほぼ解明された。この他にも地質学や遺跡の解析から生物の進化の過程が少しずつ分かってきており、この面からも人間の特徴が明らかになってきている。今回は、科学の進歩によってわかってきた男女の違いと、それに起因する行動原理などについて考えてみたい。 記事全文>>

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魯山人に想う
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第158回

12月 20日 2019年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住21年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

東京・京橋に「魯卿(ろけい)あん」という陶器店がある。北大路魯山人の陶器を中心に展示・販売している店である。私がその店を訪れたのは単なる偶然からであった。年2回の日本出張で東京の取引先を訪問する際、スケジュールの都合上2時間くらいの空き時間が出来ることがある。昔はこうした時間があれば、自分の趣味である音楽の楽譜や楽器を求めて、ヤマハや山野楽器に行って時間をつぶしていた。5年ほど前から少し陶器に興味を持つようになり、楽器店だけでなく百貨店の美術品店などものぞくようになった。百貨店の人から「日本橋・京橋界隈には多くの骨董(こっとう)店や美術商があり、現在イベントをやっている」と聞いた。翌日午後も少し空き時間があったため、早速行ってみることにした。4年前の4月のことである。 記事全文>>

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人類の進歩とは? ポンペイを見て考えさせられたこと
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第157回

12月 06日 2019年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住21年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

私は長い間、古代の遺跡に興味がなかった。歴史に興味があっても、わずかに唯物史観で語られる近代史のみ。西洋絵画は少しは知っているが、それとて高校時代のファッションとして見たものばかりだ。私の高校時代、フランス印象派の美術展が開催され、みなその流行に遅れまいとセザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなどを見て、「にわか仕立ての美術愛好家」になったものである。 記事全文>>

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ナポリを見てから死ね
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第156回

11月 22日 2019年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住21年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

のっけから物騒なタイトルで申し訳ない。これはナポリの美しさを表したイタリアのことわざである。今年の夏、そのナポリに行ってきた。ナポリは私にとって何となくなじみを感じさせる都市である。今から60年近く前にクラシックの歌唱を習い始めた時、藤原歌劇団のソプラノ歌手であった先生から初めて与えられた課題曲が「サンタルチア」であった。「星影白く、海を照らし」と始まる「サンタルチア」の歌詞は今でも頭の中に残っているが、いまクラシック歌曲集の「サンタルチア」を見ても、この歌詞は残っていない。いつの間にか日本語の歌詞も変わってしまったようである。しかしナポリ湾に面する「サンタルチア」の海岸の美しさを謳(うた)ったこの歌から、私は勝手にナポリのイメージを作っていた。

◆その歴史をたどる

6年前のことだが、私は60歳を目前にして東京に“終(つい)の棲家(すみか)”を得た。この家の近くにイタリアレストランがあるが、店のオーナーシェフはナポリで料理の修業をしてきたという。イタリア料理と言えば、スパゲティやピザが定番であるが、このレストランに行くと豚肉の煮込みなど私の知らないイタリア料理にお目にかかれる。シェフはナポリ料理だと説明してくれる。また、このレストランにはイタリア南部のカンパニア州やシチリア州などなじみの薄い土地のワインが置いてある。ナポリとはいったいどんなところなのだろうか。 記事全文>>

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