п»ї 08 | 8月 | 2014 | ニュース屋台村

Archive for: 8月 8th, 2014

豊田章一郎会長のタイ訪問
『ものづくり一徹本舗』第20回

8月 08日 2014年 経済

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迎洋一郎(むかえ・よういちろう)

1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。

アジア通貨危機の発端となったタイバーツの大暴落の翌年の1998年、タイ国トヨタ自動車は1トンピックアップトラックの海外輸出を開始した。その海外輸出記念セレモニーが行われることになり、タイ皇室からはシリントン王女、ほかに日本とタイの政府関係者が多く出席された。トヨタ自動車からは、豊田章一郎会長(当時)が参加された。今回は、私が豊田合成タイランド社長当時、豊田会長を私たちの工場にお迎えした時の思い出とその際に学んだことなどについて紹介しようと思う。

◆現場の中に自ら飛び込んでいく姿勢に感銘

セレモニーは、タイバーツ暴落に伴う極度の経済不振の中、人々に落胆ムードが広がっていたが、こうしたムードを払拭(ふっしょく)する熱気あるものとなった。タイ国トヨタ自動車の一次サプライヤーも全社が招待され、私も参加させていただいた。「タイの自動車産業をこれからもっともっと育成し、国内はもとより海外への輸出拠点としてさらに発展させていこう」というトヨタの強い決意を発信する場であった。
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ケーエスアイ(タイランド)
日系企業紹介『おじゃまします』第15回

8月 08日 2014年 経済

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バンコク週報

1976年10月創刊のタイで発行する日本語新聞。在タイビジネスマンに向けてタイの政治・経済・社会ニュースから人物紹介まで多彩なコンテンツを提供している。

◆紙へのこだわり捨てず 日系中小企業とともに成長

総合印刷業務を展開するケーエスアイ(KSI、本社・大阪市西成区)は、タイ法人KSI(タイランド)を2013年4月に設立。競争が激化する印刷業界だが、ウェブなどデジタルメディアや情報技術を含めた新たな事業を日本で展開する一方、初の海外拠点を構えたタイで、日系企業の受注獲得を図っている。

長井伸吉社長によると、現地生産・調達を進める日本の顧客からタイで技術指導の打診があったことをきっかけに進出。「中国とカナダ、インドネシアも候補地だったが、タイはASEAN(東南アジア諸国連合) の中心にあり、経済がまだ伸びる余地がある。日本人が働きやすく、過ごしやすいことから選んだ」と経緯を語る。
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平和思想を貫く報道を誓おう
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第22回

8月 08日 2014年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

仙台市出身。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長などを経て、株式会社LVP(東京)、トリトングローブ株式会社(仙台)設立。一般社団法人日本コミュニケーション協会事務局長。東日本大震災直後から被災者と支援者を結ぶ活動「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。企業や人を活性化するプログラム「心技体アカデミー」主宰として、人や企業の生きがい、働きがいを提供している。

◆朝日新聞の反省

毎年訪れる終戦の夏、敗戦の夏。夏の新聞紙上がにぎわってきた。戦後70年を前に風化を防ごうというメディア、そして市民の思いと、戦後レジームからの脱却を目指す政権とその周辺環境の、二つのギャップに揺れ動きながらの、今年の夏。それはいつもと違う風景を見せている。

8月5日、朝日新聞が1面で「慰安婦問題の本質 直視を」との論説を展開するとともに、朝日新聞のこれまでの慰安婦報道を検証した特集を掲載した。1990年代初めに、日本軍の関与のもと、強制連行させられた従軍慰安婦に関する証言が、研究が進んでいないことで結果的に混乱を招いたことなどが反省されている。
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インフラ優等生タイの電力問題
『ASEANのいまを読み解く』第12回

8月 08日 2014年 国際

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助川成也(すけがわ・せいや)

中央大学経済研究所客員研究員。国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員。専門は ASEAN経済統合、自由貿易協定(FTA)。2013年10月までタイ駐在。同年12月に『ASEAN経済共同体と日本』(文眞堂)を出版した。

◆電力を天然ガスに過度に依存するタイ

国営タイ石油会社(PTT)は8月5日、系列の資源開発会社が開発したミャンマーのゾーティカ・ガス田から天然ガスの輸入を開始した。同ガス田はヤンゴンから南に約300キロ、ダウェイから西に約290キロ沖のアンダマン海に位置する。生産量は2億4000万立方フィート(ft)/日。今年3月からミャンマー国内向けに6000万立法ft/日を供給していた。

これまでタイは、毎年のように「停電の危機」が叫ばれてきた。2013年4月、ミャンマー最大のヤダナ・ガス田が施設修理のためタイへのガス供給を停止した。タイ発電公社(EGAT)総裁が、一時的な電圧低下や瞬間的な停電が発生する可能性に言及したことで、国内は一気に「電力危機」騒動に発展した。
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