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協力工場も自社の一部門
『ものづくり一徹本舗』第13回

4月 11日 2014年 経済

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迎洋一郎(むかえ・よういちろう)

1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。

入社以来、自動車用ゴム押し出し、型成型部門、製造部門で働いてきたが、1989年1月に樹脂外装部品やハンドル、さらには新しく開発されたエアバッグの量産を担当する一番歴史の新しい工場の工場長に就任した。

日本経済は当時バブルに突入し、労働力不足は深刻で猫の手も借りたいとはこのことだと思い知らされた時期である。従業員も新規採用者が多く、納期、品質、収益においても常に問題の多い工場であった。
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カンキョー・ソリューションズ
日系企業紹介『おじゃまします』第10回

4月 11日 2014年 経済

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バンコク週報

1976年10月創刊のタイで発行する日本語新聞。在タイビジネスマンに向けてタイの

政治・経済・社会ニュースから人物紹介まで多彩なコンテンツを提供している。

◆照明と空調の省エネを両輪に

2011年8月設立の環境・省エネ関連商社「カンキョー・ソリューションズ」は、無電極ランプと空調システム最適化を両輪として在タイ日系企業の省エネに取り組んでいる。

無電極ランプ

   照明の省エネといえば、発光ダイオード(LED)が代名詞となっているが、同社はそのLEDではなく、無電極ランプを主力商品とする。無電極ランプは文字通り、消耗箇所であるフィラメント電極を使用していないため寿命が6万時間と長い。同社はこの無電極ランプを工場内水銀灯の代替照明として企業に提案している。
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消費税の盲点 越境する電子取引に抜け穴
『山田厚史の地球は丸くない』第18回

4月 04日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

ビルの地下に開店したとんかつ屋に入った。昼定食が2000円。ロースかつにエビとクリームのコロッケが付くボリューム感のあるランチ。しかし、強気の価格設定だ。

「ちょっと高くない?」。店の人に言うと、「消費税8%では1000円台は無理です」。つれない返事が返って来た。
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今こそ日本再生を真剣に考えよう
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第18回

3月 28日 2014年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住16年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

タイ在住16年。最大の親日国であるタイに暮らしていても感じることは、最近の日本の国力の低下である。既に10年くらい前から電機製品の主役はサムスンやLGなどの韓国に取って代わられていたが、音楽や映画などでも日本は韓国の後塵(こうじん)を拝している。また、昨年はタイを訪れる外国訪問客のトップの座は中国となり、街には中国人観光客があふれ、買物にいそしんでいる。

一方、外交面では靖国神社参拝問題や従軍慰安婦問題などで中国・韓国の非難を浴び続け、米国からも距離を置かれているような気がする。今週に入り、タイの新聞には、1週間訪中をしているオバマ・アメリカ大統領夫人の写真が連日掲載されている。
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ボトルネック・インフレがやって来た
『山田厚史の地球は丸くない』第17回

3月 21日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

国土交通省が18日発表した2014年1月1日現在の公示地価で、東京など三大都市圏の地価が6年ぶりに反転上昇した。東京五輪の施設がやってくる東京臨海部で10%を超す伸びが目立った。

地方は軒並み下落したが、例外は震災地。宮城県石巻市の高台は15・1%上昇し、住宅地で日本一の上昇幅となった。仙台周辺で地価高騰が目立つ。福島でも19年ぶりに宅地地価が上昇した。
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製造部門の主役はだれか?
『ものづくり一徹本舗』第12回

3月 21日 2014年 経済

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迎洋一郎(むかえ・よういちろう)

1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。

私が工場長に任命された当時の話である。工場長としての私の方針を理解してもらうためには、部下の人たちとの意思疎通が最も重要と考え、役職者を除く全従業員約1000人と、1年かけて対話することにした。最初に、製造第一線で働くオペレーターをQCサークル(同じ職場の中で、品質管理活動を自主的に進める集団)単位に分け、1時間の時間を設け対話を開始した。

「皆さんの力を生かし、どこにも負けないような働きやすく、やりがいを感じられる強い工場づくりを進めていきたいので日頃思っている提案、苦情などをドンドン聞かせてもらいたい」と、当日のメンバー7人にお願いした。
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「おもてなし大国」日本??
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第17回

3月 14日 2014年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住15年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

先日、妻と2人でマンダリンオリエンタル・バンコク(オリエンタルホテル)にブランチ(朝食兼昼食)を食べに出かけた。オリエンタルホテルは1887年設立。バンコク初の西洋ホテルとしてチャオプラヤ川のほとりにある大使館街の真ん中に造られた。

古くから作家のサマセット・モーム やジョセフ・コンラッド、さらにはタイシルクで名高いジム・トンプソンなど数々の著名人が定宿としていた。1970年代に香港に本拠を置く高級ホテルグループであるマンダリングループに買収されたが、世界の最高級ホテルに何度も指定されるなど、そのサービスは世界屈指のものである。
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「想定」と「対策」を別次元で考える
『経営コンサルタントの視点』第11回

3月 14日 2014年 経済

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中野靖識(なかの・やすし)

株式会社船井総合研究所上席コンサルタント。メーカーから小売業まで幅広いコンサルティングフィールドを持つ。一般消費者向けの商材を扱う企業の現場レベルでの具体的な販売手法の提案を得意とする。

◆最悪の状態を意識して備える

最近の国内では、爆弾低気圧の影響で、東京で40㎝近い大雪が降るなど、記録的な気象現象が発生しています。

昨年も、それに近い状況がありましたが天気予報でも事前に告知され、その直前にはカー用品店などの小売業で、気象に備えるためスタッドレスタイヤやタイヤチェーン、スコップといったグッズにお客様が殺到しました。
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フェニックス (タイランド)
日系進出企業紹介『おじゃまします』第9回

3月 14日 2014年 経済

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バンコク週報

1976年10月創刊のタイで発行する日本語新聞。在タイビジネスマンに向けてタイの政治・経済・社会ニュースから人物紹介まで多彩なコンテンツを提供している。

◆長寿命・省電力のLED

メガバンク・みずほ銀行と、日本トップクラスの通信総合商社・日本電通(福岡市博多区)が、共同出資したフェニックス(タイランド)。イノベーション創造企業として、2013年3月29日からバンコクを拠点に販売網を拡大している。

取り扱う商品はすべて日本製の「LEDファクトリーライト」「LEDモールライト」「LED蛍光灯」。世界で初めて青色発光ダイオードを発明した日亜化学工業(徳島県)の最高品質セラミックパッケージLEDを使用し、「サクラ」ブランドで販売している。
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地酒と電力―草の根からの脱原発
『山田厚史の地球は丸くない』第16回

3月 07日 2014年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

山口県の萩市で、うまい酒にめぐりあった。縁あって造り酒屋「澄川」の御主人と酌み交わした。持参された酒は「環起」という吟醸酒。ラベルは貼っていない。うっすら白濁している。「澱(おり)がらみ」という状態で、瓶の中で発酵が進んでいる。口に含むとほのかにツンくる後に、柔らかな旨(うま)みが広がった。芳醇(ほうじゅん)でしっかりした味わい。すいすいやっているうちに一升瓶が空になった。

手に入りにくい酒と見て、「どこで買えますか?」と尋ねると、「申し訳ないが市販していません。限りがあるので、縁のある方に配っています」。
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