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再帰的自己改善
『おいしいデータの家庭料理』第20回

10月 05日 2026年 文化, 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社ふぇの代表取締役社長。独自に考案した個体差の機械学習法、フェノラーニング®のビジネス展開を、栃木県那須町で模索中。元Pfizer Global R&D, Clinical Technologies、 Director。株式会社ダイセルと株式会社クレハの研究開発部門勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。趣味は農作業。

◎再帰的自己改善

筆者が「ニュース屋台村」に拙(つたな)い原稿を書くようになったのは、知人のアーティストへの追悼文がきっかけだった(※参考1:『データを耕す』2017年1月31日~2017年7月13日、https://www.newsyataimura.com/tag/データを耕す)。ミニマルアートから出発した中里斉(なかざと・ひとし、1936~2010年)は、近代哲学の大天才、ゴットフリート・ライプニッツ(1646~1716年)の「モナドロジー」を、版画で再解釈しようとしていた。筆者としては、中里さんへの宿題のつもりで読んだ、バールーフ・デ・スピノザ(1632~77年)に打ちのめされ、ライプニッツは、隠れスピノザ主義者として晩年を過ごした、という仮説に取りつかれた。 記事全文>>

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非日常から日常に回帰
シドニーから戻って感じたニッポン
『四方八方異論の矛先-屋台村軒先余聞』第36回

9月 28日 2026年 国際, 政治, 社会, 経済

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元記者M(もときしゃ・エム)

元新聞記者。「ニュース屋台村」編集長。南米と東南アジアに駐在歴13年余。座右の銘は「壮志凌雲」。2023年1月定年退職。これを機に日本、タイ、ラオス、オーストラリアの各国を一番過ごしやすい時期に滞在しながら巡る「4か国回遊生活」に入る。日本での日課は5年以上続けている15キロ前後のウォーキング。歩くのが三度の飯とほぼ同じくらい好き。回遊生活先でも沿道の草花を撮影して「ニュース屋台村」のフェイスブックに載せている。

◆恨めしい秋の長雨

梅雨が明けないうちに豪州シドニーに赴き、やれやれと思っていたが3か月後に日本に戻ると、秋雨前線が停滞して嫌になるほどの長雨にたたられている。9月中に東京都内が朝から晴れだったのはわずか1日。日本にいる時はいつも歩いている江戸川沿いのウォーキングコース(全長約13キロ)をフルに歩けたのは、帰国して以来まだ5日間にとどまっている。平年の梅雨時だってこんなに長く雨が降り続いたことはなかったのに、いったいどうしたことか。 記事全文>>

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コード生成AI以前のデータ技術
『おいしいデータの家庭料理』第19回

9月 21日 2026年 文化, 社会, 経済

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社ふぇの代表取締役社長。独自に考案した個体差の機械学習法、フェノラーニング®のビジネス展開を、栃木県那須町で模索中。元Pfizer Global R&D, Clinical Technologies、 Director。株式会社ダイセルと株式会社クレハの研究開発部門勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。趣味は農作業。

◎オルタナティブデータ解析に最適なOrangeの兄弟ソフトQuaser

前シリーズ『みんなで機械学習』において、オープンソースの無料ソフトOrangeの紹介や活用を想定していた(※参考1:『みんなで機械学習』第11回、個体差の機械学習、2022年10月19日、https://www.newsyataimura.com/yamaguchi-81/)。Orange Data Miningはスロベニアのリュブリャナ大学で開発され、日本でも自然科学関連で活用されている(※参考2:『Orange Data Miningではじめる-マテリアルズインフォマティクス』〈木野日織、ダム ヒョウ チ、近代科学社、2021年〉)。Orangeの兄弟ソフトで、スペクトル解析関連のツールが充実しているQuaser(クェーサー)は、オルタナティブデータ解析に最適な、Python言語のビジュアルプログラミングソフトだ。本シリーズ『おいしいデータの家庭料理』では、Quaserを使って、個体差の機械学習フェノラーニング®を実装してゆきたい。 記事全文>>

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自発的社会を創る
『おいしいデータの家庭料理』第18回

9月 07日 2026年 社会, 経済

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社ふぇの代表取締役社長。独自に考案した個体差の機械学習法、フェノラーニング®のビジネス展開を、栃木県那須町で模索中。元Pfizer Global R&D, Clinical Technologies、 Director。株式会社ダイセルと株式会社クレハの研究開発部門勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。趣味は農作業。

◆個人と公共の中間にあるデータ

本シリーズ『おいしいデータの家庭料理』では、組織論もしくは組織のデータは、組織構造に依存して、ビジネスとしても取り扱いが難しいので、スコープ外としている。データ技術の実務としては、個人データを多数集積して、公開された公共データと組み合わせれば、多くの場合、技術的には十分な検討が可能になる。しかし、ネット上での犯罪や、ハゲタカファンドの暴走(※参考1:『プライベート・エクイティ資本主義が世界を食い尽くす』〈ブレンダン・バルー、東洋経済新報社、2026年〉)に対抗するためには、組織的な活動や組織のデータが不可欠だ。筆者としても、悠長に、悪徳の栄(さかえ)を座視できない気持ちになっている。組織のデータに、どうアプローチするのか、筆者の問題意識を素描しておきたい。 記事全文>>

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豪で2027年W杯 ラグビー人気の現実
シドニーの冬景色点描(その7完)
『四方八方異論の矛先-屋台村軒先余聞』第35回

9月 02日 2026年 国際, 文化, 社会, 経済

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元記者M(もときしゃ・エム)

元新聞記者。「ニュース屋台村」編集長。南米と東南アジアに駐在歴13年余。座右の銘は「壮志凌雲」。2023年1月定年退職。これを機に日本、タイ、ラオス、オーストラリアの各国を一番過ごしやすい時期に滞在しながら巡る「4か国回遊生活」に入る。日本での日課は5年以上続けている15キロ前後のウォーキング。歩くのが三度の飯とほぼ同じくらい好き。回遊生活先でも沿道の草花を撮影して「ニュース屋台村」のフェイスブックに載せている。

◆シドニーの冬に白旗揚げる

シドニーでのひと冬が過ぎようとしている。8月第5週の24日から9月に入った現在まで連日、朝から晩まで一日中晴れマークが続き、日によっては日中の最高気温が28度にもなり、春本番を一気に飛び越えて初夏を思わせる陽気になってきた。

梅雨の東京からシドニーに降り立ったのは6月半ば。渡航前にシドニーの気温を毎日チェックし、「どんなに寒くてもせいぜい5度前後、日中は18度くらいになる」と踏んでいた。しかし実際に生活し始めてみると、東京なら「比較的温かい冬の日」並みなのに、身体が次第に“冬モード”になり、10度に届かないとかなり寒く感じるようになってしまった。 記事全文>>

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まばらでゆらぐ生活と経済のオルタナティブデータ
『おいしいデータの家庭料理』第17回

8月 26日 2026年 社会, 経済

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社ふぇの代表取締役社長。独自に考案した個体差の機械学習法、フェノラーニング®のビジネス展開を、栃木県那須町で模索中。元Pfizer Global R&D, Clinical Technologies、 Director。株式会社ダイセルと株式会社クレハの研究開発部門勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。趣味は農作業。

◆オルタナティブデータの中間技術と先端技術

本シリーズ『おいしいデータの家庭料理』も折り返し地点になった。ビジネスでおいしいデータは、すでに大企業に独占されているか、中小企業では入手困難と、諦めていないだろうか。諦めるのは、贅沢(ぜいたく)なレストランの料理だけにしておこう。家庭料理や田舎料理もおいしいし、多種多様で、健康的でもある。しかも、データの世界の探検は始まったばかりで、地図がない未知・未踏の世界だ。 記事全文>>

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アカデミズムとツーリズム
シドニーの冬景色点描(その6)
『四方八方異論の矛先-屋台村軒先余聞』第34回

8月 25日 2026年 国際, 政治, 社会, 経済

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元記者M(もときしゃ・エム)

元新聞記者。「ニュース屋台村」編集長。南米と東南アジアに駐在歴13年余。座右の銘は「壮志凌雲」。2023年1月定年退職。これを機に日本、タイ、ラオス、オーストラリアの各国を一番過ごしやすい時期に滞在しながら巡る「4か国回遊生活」に入る。日本での日課は5年以上続けている15キロ前後のウォーキング。歩くのが三度の飯とほぼ同じくらい好き。回遊生活先でも沿道の草花を撮影して「ニュース屋台村」のフェイスブックに載せている。

◆千葉豪雨の日、快晴のシドニー

冬のシドニーは例年、雨が多い。ただ、雨といっても一日中ずっと降り続くのではなく、一日のうちどこかの時間帯で短時間降るのが大半だ。雨脚が強くなることはあまりない。ウォーキング先で運悪く雨に遭っても、軒先や大きな樹の下で雨宿りをしていれば5分もすれば、まあ大丈夫である。だから私はふだん、折りたたみの傘や合羽を持ち歩かない。 記事全文>>

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カレーがつなぐインドの独立と友好の絆
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第284回

8月 24日 2026年 国際, 文化, 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

特別支援が必要な方の学びの場「みんなの大学校」学長、博士(新聞学)。フェリス女学院大学准教授、文部科学省障害者生涯学習支援アドバイザー、一般財団法人発達支援研究所客員研究員、法定外見晴台学園大学客員教授。

◆フェリスと新宿中村屋
 2025年初めにインドの大学で学会発表を行って以来、インドに渡航する機会が増え、インド南部のベンガルールにあるセントジョセフ大学とは私が勤めるフェリス女学院大学と交流協定を結び、学生交流やシンポジウムの開催など活発な交流を行っている。この交流の中で、私が強調しているのがインドカレーとインドの独立、そしてフェリス女学院大学の関係である。この話はインドの誰もがフェリス女学院大学に親近感を抱くきっかけとなっている。 記事全文>>

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楽天 生活産業から防衛産業へ
苦境三木谷が選んだ 政商への道
『山田厚史の地球は丸くない』第320回

8月 21日 2026年 国際, 政治, 社会, 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

ネット通販の「楽天市場」から出発し、カード、銀行、証券、旅行、携帯電話へと事業領域を広げてきた楽天グループが、防衛産業に足を踏み入れた。提携相手は、ドイツ・ミュンヘンに本拠を置く防衛テック企業ヘルシング。陸上自衛隊は現在、同社が開発した攻撃型ドローン「HX-2」を試験しており、今年9月末までの検証を経て、導入の可否を判断するという。 記事全文>>

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真冬のそうめん 芸術の冬
シドニーの冬景色点描(その5)
『四方八方異論の矛先-屋台村軒先余聞』第33回

8月 17日 2026年 国際, 文化, 社会

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元記者M(もときしゃ・エム)

元新聞記者。「ニュース屋台村」編集長。南米と東南アジアに駐在歴13年余。座右の銘は「壮志凌雲」。2023年1月定年退職。これを機に日本、タイ、ラオス、オーストラリアの各国を一番過ごしやすい時期に滞在しながら巡る「4か国回遊生活」に入る。日本での日課は5年以上続けている15キロ前後のウォーキング。歩くのが三度の飯とほぼ同じくらい好き。回遊生活先でも沿道の草花を撮影して「ニュース屋台村」のフェイスブックに載せている。

◆不覚、突然の激しい嘔吐

ヤバい! どうにも眠れなくて何度も寝返りを打っていたら、いきなりみぞおちあたりから突き上げるような圧力があった。冬のシドニーでは毛布の上にふとんをかけて寝てちょうどいいあんばいなのだが、この日の未明は額に少し汗をかいていた。

口の中に徐々にネバネバ感が広がってきた。ムカムカしてきた。吐きそう! 口元を押さえて急いでトイレに駆け込み、便器の中に顔を入れる格好で突っ伏した。その直後、胃袋が裏返しになったような激しい嘔吐(おうと)。間一髪。なんとか間に合った。そして、胃の辺りがキリキリ絞られるように繰り返しこみ上げてきて、何度も吐き続けた。 記事全文>>

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