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社会現象化したノルウェーの幽霊退治
『時事英語―ご存知でしたか?世界ではこんなことが話題』第18回

11月 06日 2015年 文化

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SurroundedByDike(サラウンディッド・バイ・ダイク)

勤務、研修を含め米英滞在17年におよぶ帰国子女ならぬ帰国団塊ど真ん中。銀行定年退職後、外資系法務、広報を経て現在証券会社で英文広報、社員の英語研修を手伝う。休日はせめて足腰だけはと、ジム通いと丹沢、奥多摩の低山登山を心掛ける。

私はこれまでの旅行を通じて北欧を怜悧(れいり)で合理的で剛直なイメージでとらえていた。実際オスロ、ヘルシンキなどを歩いても猥雑(わいざつ)さ、不潔さを感じさせる場所がない。無菌化されたまじめさが印象に残る。そんな地域に起きている似つかわしくない社会現象を伝えるこの米紙ニューヨークタイムズの記事に目を引かれたのである。

アメリカがシェールガス発掘によって中東依存脱却の方向にあることと併せ、他国で自国の若者を戦死させることを厭(いと)い、世界の警察としての役割放棄への転換を見せている。
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イサーン地方の曇天と「心の問題」への展開
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第60回

10月 23日 2015年 文化

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引地達也(ひきち・たつや)

コミュニケーション基礎研究会代表。就労移行支援事業所シャローム所沢施設長。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。

◆それは近代国家の「隔離」

タイ東北部のイサーン地方といえば、不安定な気候で収穫量の見通しが立たず、言語も隣接するラオスやカンボジアなどに近い方言を話すため、バンコクから見れば、この地方の人びとは差別の対象とされてきた歴史がある。

都市化が進む国では、そのような文化が違う貧しい地域出身者を蔑(さげす)むのが法則的に存在するようで、韓国のそれは全羅南道であり、日本では、かつての東北であり、沖縄であった。この差別は中央集権化した発展により生み出されたものともいえ、政変を繰り返しているタイではあるが着実に生活は進歩している。しかし、その恩恵は地方にどれだけ及んでいるのだろうか。
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地元文化を地元に根付かせて飛躍へ~広島
『世界に挑む!地方に眠る日本の食』第3回

10月 16日 2015年 文化

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内田美和(うちだ・みわ)

中堅中小企業のM&Aアドバイザリー業務、地方銀行の取引先食品メーカーを対象とした展示会企画・運営・海外輸出サポート業務、飲食店運営などに従事。現在は販路開拓、商品開発を中心とした地域プロデュース業務に従事し、バンコック銀行日系企業部の日本サイドの食品関連サポート業務、新日本スーパーマーケット協会アドバイザーを兼務

日本特有の四季。地の文化、伝統、風土に基づいた様式、風習が表現される日本の祭り。日本の四季を感じながら、その地の文化、伝統、風土に触れることができる「四季祭(しきさい)」(広島市中区幟町12-10-2F)では、産地直送にこだわり、旬の素材を最大限に活かすためシンプルな調理法で四季を表現してくれる。

東京でも地方の食を味わえる機会は増えたが、その地に行かなければ味わえないものがまだまだたくさんある。食材はもちろん、地元の方言を聞きながらの食事、その会話から感じられる郷土愛、そこで見る伝統工芸品といった「食空間」もその一つ。食材、食文化、食空間が重なり合って初めてその地の「食」が出来上がる。
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アスリートの進化の背後にあるもの
『時事英語―ご存知でしたか?世界ではこんなことが話題』第17回

9月 11日 2015年 文化

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SurroundedByDike(サラウンディッド・バイ・ダイク)

勤務、研修を含め米英滞在17年におよぶ帰国子女ならぬ帰国団塊ど真ん中。銀行定年退職後、外資系法務、広報を経て現在証券会社で英文広報、社員の英語研修を手伝う。休日はせめて足腰だけはと、ジム通いと丹沢、奥多摩の低山登山を心掛ける。

今回は、アスリートの進化に焦点をあてた記事を紹介したい。近代スポーツの多くを生み出した英国のメディアならではの記事である。

話を分かりやすくするためとはいえ、野球のピッチャーの打撃をずぶの素人と見なすあたりの無理さ加減は別としても、なかなか興味深い内容である。また、同時掲載のゴルフに絞った同じ趣旨の記事では、これまた話の勢いで12歳の子供でも今のゴルフボール、今のクラブを使えば200ヤード飛ばすことができると述べる箇所では、絶対にそれだけ飛ばせない自分としては密かに傷ついている。
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宮城への郷土愛あふれるお店
『世界に挑む!地方に眠る日本の食』第2回

8月 21日 2015年 文化

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内田美和(うちだ・みわ)

中堅中小企業のM&Aアドバイザリー業務、地方銀行の取引先食品メーカーを対象とした展示会企画・運営・海外輸出サポート業務、飲食店運営などに従事。現在は販路開拓、商品開発を中心とした地域プロデュース業務に従事し、バンコック銀行日系企業部の日本サイドの食品関連サポート業務、新日本スーパーマーケット協会アドバイザーを兼務

イタリア・ミラノで現在開かれているミラノ国際博覧会。日本の食、食文化、食空間をテーマに、多くの日本食がミラノで振る舞われている。日本から海外への発信であるが、今、日本国内においても「おいしい」だけでなく、「食、食文化、食空間」に重きを置く飲食店が注目され、人気を集めている。

◆味はもちろん、空間や文化も堪能

今回快くレストランのメニューレシピを教えてくださった現代宮城料理「吉田パスタバーBis3恵比寿 Campanilismo(カンパニリズモ)」(東京・恵比寿)のオーナーシェフ吉田宏介(よしだ・こうすけ)氏も、宮城という「地方」から「全国」へ「食、食文化、食空間」を広げようと様々な試みをされている。
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当事者の発言を実直に報じた記事から読み取れるもの
『時事英語―ご存知でしたか?世界ではこんなことが話題』第16回

7月 24日 2015年 文化

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SurroundedByDike(サラウンディッド・バイ・ダイク)

勤務、研修を含め米英滞在17年におよぶ帰国子女ならぬ帰国団塊ど真ん中。銀行定年退職後、外資系法務、広報を経て現在証券会社で英文広報、社員の英語研修を手伝う。休日はせめて足腰だけはと、ジム通いと丹沢、奥多摩の低山登山を心掛ける。

6月の終わりにラオスの首都ビエンチャンを訪れた。この時期は雨期に当たるが予想に反して、外気温度を下げる激しい雷雨があまりなく連日40度近い厳しい暑さに耐えねばならなかった。ビエンチャンで見るべき観光スポットもあらかた見終わっており、孫にかまってもらう以外にはビールを飲むくらいしかなく、10日間ほど運動もせず、ラオスブランドのビール「ビアラオ」を流し込み、ひたすら尿酸値を上げる自堕落な日々を送った。

ビエンチャン市内の通りを歩く外国人は中国、韓国からのビジネスマンを除けば、若いバックパッカーとなんらかの国際機関に勤務する人々と聞く。国際機関とは各種援助機関であり、この国に施す仕事をしている人たちがかなりの数にのぼっているようだ。
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時代に合わない法は変えねばならない
『時事英語―ご存知でしたか?世界ではこんなことが話題』第15回

6月 12日 2015年 文化

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SurroundedByDike(サラウンディッド・バイ・ダイク)

勤務、研修を含め米英滞在17年におよぶ帰国子女ならぬ帰国団塊ど真ん中。銀行定年退職後、外資系法務、広報を経て現在証券会社で英文広報、社員の英語研修を手伝う。休日はせめて足腰だけはと、ジム通いと丹沢、奥多摩の低山登山を心掛ける。

日本人の美徳であるルールをよく守ることは誇るべきことだ。しかし、時として規則に従うことそのものが立派なことで、コンプアライアンスを過大に尊ぶ風潮が企業社会にないとはいえないと感ずる時がある。特に金融の世界では、当局の権力は絶大なので余計にそうだ。

ところが、ビジネスの世界全般でのルールは往々にして既存の市場参加者の利益擁護になりがちで、規制が市場の求めるサービス、商品供給を妨げる恐れもある。特に最近の電子技術を活用する新種サービスにおいては在来の業種を想定した業務規制では対応しきれず、本当の需要者ニーズに応えていくのに障害になることもある。
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集団殺害か、100年後の論争
『時事英語―ご存知でしたか?世界ではこんなことが話題』第14回

5月 15日 2015年 文化

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勤務、研修を含め米英滞在17年におよぶ帰国子女ならぬ帰国団塊ど真ん中。銀行定年退職後、外資系法務、広報を経て現在証券会社で英文広報、社員の英語研修を手伝う。休日はせめて足腰だけはと、ジム通いと丹沢、奥多摩の低山登山を心掛ける。

欧米の英字紙で扱われる主要な時事題材は、グローバルでユビキタス(偏在)な時代を反映し、邦字紙でも大概記事にされているのが昨今である。しかし、4月20日ごろに欧米紙で目にした、1915年のアルメニア人ジェノサイド(集団殺害、この言葉はトルコにとってトラウマであるが)をめぐる記事は、筆者にとって邦字紙ではあまり見かけず気になった。

被害者側のアルメニア人と欧米諸国が4月24日をその追悼日とする大量殺人は100年前に起きている。欧米紙の扱いは、いまのトルコがその流れをくむオスマントルコによるジェノサイドと断定しているのが一般的である。趣味の悪い探索だが、それら欧米紙よりも加害者とされているトルコのメディアがどんな報じ方をしているかに興味を持った。
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「読まず嫌い」はもったいない
『読まずに死ねるかこの1冊』第13回

4月 24日 2015年 文化

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記者M

新聞社勤務。南米と東南アジアに駐在歴13年余。年間150冊を目標に「精選読書」を実行中。座右の銘は「壮志凌雲」。目下の趣味は食べ歩きウオーキング

読書の楽しみのひとつは、それまで知らなかった意外な事実を知ることだが、毎月一定のペースでページをめくりさらに読書熱が高じてくると、次に読むべき本への読書欲がどんどんわいてきて休日のたびに書店めぐりをし、自分で作った「読書予約リスト」に基づいて買いあさるようになる。

司馬遼太郎の主だった作品群が僕の「読書予約リスト」に入ったのも、まったくジャンルの違うあるノンフィクションがきっかけだった。佐野眞一の『あんぽん 孫正義伝』(2014年、小学館)である。

いまをときめくソフトバンクの創業者である孫正義の出自や来歴を本人のインタビューも交えて詳細につづったこの1冊が2014年秋に文庫本になったのですぐに買い求めた。
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国際河川メコン川はだれのものか
『時事英語―ご存知でしたか?世界ではこんなことが話題』第13回

4月 10日 2015年 文化

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SurroundedByDike(サラウンディッド・バイ・ダイク)

勤務、研修を含め米英滞在17年におよぶ帰国子女ならぬ帰国団塊ど真ん中。銀行定年退職後、外資系法務、広報を経て現在証券会社で英文広報、社員の英語研修を手伝う。休日はせめて足腰だけはと、ジム通いと丹沢、奥多摩の低山登山を心掛ける。

中部地方のとある輪中(わじゅう)に生を受けたものとして、私はどんな川でも目に入ると、それが豪雨の際に突然豹変(ひょうへん)し、たけり狂う姿を想像するトラウマがある。普段、水量貧弱な川に対しては余計にそうである。それはまるで怒り狂う竜を想起させる。濁流が流木を伴いながら川の中央を盛り上がって流れるさまは、50数年を経たいまも忘れることができない。

実は1959年(昭和34年)、私は11歳の時に8月の盆前の集中豪雨、そして9月の伊勢湾台風と、同じ年に2回も水害に遭っている。輪中の地形特性からいったん堤防が決壊すると、川の水面と同じになるまで浸水する。そしてこちらの堤防が決壊すると反対側に住む人々は安堵する。「天国と地獄」の再現である。
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