引地達也(ひきち・たつや)
コミュニケーション基礎研究会代表。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長などを経て、株式会社LVP等設立。東日本大震災直後から「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。
◆当事者の声
今年も3月がやってくる。2011年3月11日以来、3月は特別な月として記憶に刻まれた私の気分は落ち着かなくなる。ボランティアとして様々な支援活動を積み重ねてきて、人の悲しみに接したり、勇気づけられたりしながら、失敗も繰り返してきて、迎える4年目。
先日、うれしい報告があった。3月14日~18日に仙台市で開催される国連防災世界会議の一環で開催されるシンポジウム「多様性と災害対応」の中で、支援を続けてきた宮城県気仙沼市本吉町の知的障がい者の母のグループ「本吉(もとよし)絆つながりたい」が、「震災と障がい者」をテーマに発表することになったという。
記事全文>>