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コロナ禍で科学的に生きることの難しさ
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第191回

4月 09日 2021年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住23年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

私たち現生人類であるホモサピエンスが科学を使い始めてから、実は400年程度しか経っていない。そもそも私たち人類が宗教を始めたのが、今から7万~10万年前だと推測されている。その当時の死者の埋葬跡が見つかり、その埋葬方法から宗教的な儀式が行われた様子がうかがえる。さらに3万年前の洞窟(どうくつ)の壁画から動物を擬人化した絵が見つかり、このころには宗教はすっかり人類の間には定着してきたようである。 記事全文>>

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ロボットでにぎわい感の演出
『みんなで機械学習』第8回

4月 07日 2021年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

o 株式会社Aデコード研究所設立準備中。元ファイザージャパン・臨床開発部門バイオメトリクス部長(臨床試験データベースシステム管理、データマネジメント、統計解析)。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

「みんなで機械学習」するために、jamoviとjaspというオランダ・アムステルダム生まれの無料兄弟ソフトを紹介している。CAPDサイクル2回転目では、大量の特許データをインターネットから無料で入手してみた。筆者の仕事では、高価な統計解析ソフトと、貴重な臨床試験データを用いているけれども、無料であっても、機能や価値は劣っていないどころか、技術的には最先端でもある。有料サービスでは、デジタル技術の進歩に追いつかないのだ。一時代前のGAFAのサービスであれば、無料サービスでユーザーを獲得し、時代を先回りして、最終的にはゴッソリと利益をあげた。GAFAも超大型企業となり、社会的責任が問われ、規制が強まった。それでも、AI(人工知能)技術の進歩は止まらないので、社会の仕組みそのものを変えないと、無料サービスの利益を社会に還元できなくなる。「みんなで機械学習」して、技術や大量消費が生み出した数限りない社会的課題を、気長に解決してゆきたい。

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半永久的な「凧形ピラミッド」の縮小再生産(1)【連載企画:人口構成と日本経済(全5回】
『山本謙三の金融経済イニシアティブ』第39回

4月 05日 2021年 経済

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山本謙三(やまもと・けんぞう)

o オフィス金融経済イニシアティブ代表。前NTTデータ経営研究所取締役会長、元日本銀行理事。日本銀行では、金融政策、金融市場などを担当したのち、2008年から4年間、金融システム、決済の担当理事として、リーマン・ショック、欧州債務危機、東日本大震災への対応に当たる。

地方の人口減少を受け、「東京圏vs.地方圏」の対立軸がしばしば持ち出される。しかし、これは将来の日本経済の主題ではない。そもそも地方消滅論自体が、誤解を招きやすいものだった。

根拠とされたのは、20~39歳の女性の数が2040年までに地方で大幅に減るという試算である。しかし、試算をさらに先まで延長すれば、東京圏でも同じ事態が起きる結果になっただろう。地方消滅とみえた事態は、日本全体の人口減少の過渡的な現象にすぎない。

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「マンボウ」という緩み-本気度疑う政府の無策
『山田厚史の地球は丸くない』第185回

4月 02日 2021年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

政府は4月1日、新型コロナ感染を抑制する「まん延防止等重点措置(マンボウ)」を5日から5月5日まで、大阪・愛知・宮城の1府2県に発動することを決めた。首都圏でも感染者は急増、「第4波襲来」とテレビや新聞が大騒ぎするが、街は人出でにぎわい、「マンボウ」という呼び名に弛緩(しかん)した空気がまといつく。

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AI手工業
『みんなで機械学習』第7回

3月 31日 2021年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

o株式会社Aデコード研究所設立準備中。元ファイザージャパン・臨床開発部門バイオメトリクス部長(臨床試験データベースシステム管理、データマネジメント、統計解析)。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

前稿では「機械学習を使ったビジネス関連特許」6042件のデータを、「小学生」程度に機械学習で分析(A)してみた。いよいよ2回転目のプラン(P)、ヒトの出番だ。6042件のデータをクラスター分析して、全体を俯瞰(ふかん)したとしても、中小企業経営者にとって重要なのはビジネスの目標となる一つの特許、もしくは先願のないビジネスアイデアだ。中小企業経営者は大学の研究者ではないし、役人や大企業のように優等生ではない。より具体的には、筆者自身のビジネスのことを考えている。人工知能(AI)技術が発展すれば、コツコツとプログラムを書いてデータ解析をする仕事は不必要になる。それはデータ解析のコストがゼロになり、プログラマーの労働から解放されるという意味では喜ばしいことだけれども、筆者のような職業は後継者がいなくなる。後継者がいなくても、「みんなで機械学習」して、アマチュアリーグを作ろうというわけだ。 記事全文>>

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「MMTを考える」(その5)
『視点を磨き、視野を広げる』第50回

3月 30日 2021年 経済

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古川弘介(ふるかわ・こうすけ)

海外勤務が長く、日本を外から眺めることが多かった。帰国後、日本の社会をより深く知りたいと思い読書会を続けている。最近常勤の仕事から離れ、オープン・カレッジに通い始めた。

◆はじめに

今回は、グローバル化をテーマとしたい。中野剛志の『富国と強兵』を読みながらMMT(現代貨幣理論)を考えてきたが、世界的な反グローバル化、反緊縮の動きの中で、財政政策を中心とするケインズ経済学の復権が見られ、その一つの象徴的な問題提起が、MMTだからである。したがってMMTはグローバル化に批判的な立場である。その理由を見ることで、自由貿易、グローバル化の何が問題なのかを考えたい。 記事全文>>

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タイ人従業員が死亡 どう対応?
『実録!トラブルシューティング』第88回

3月 29日 2021年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、タイ人従業員が死亡した際の勤務先の日系企業側の対応についてご紹介します。日系企業A社で勤務中のタイ人従業員が亡くなりました。A社にとっては初めてのことで、弊社にご相談がありました。

まず、就業規則、内規で従業員が死亡した際の対応についての記載があるか確認が必要です。会社によっては花輪を贈る、ご遺族へのお見舞金などの記載がある場合があります。次に、社会保険基金の規定によって葬儀代と弔慰金が支給されますので、ご遺族の方にその旨を伝え、ご遺族に手続きをしていただくか、もしくは、ご遺族の同意を得て会社が代理で処理します。 記事全文>>

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AI時代を生き抜くためにやるべきこと
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第190回

3月 26日 2021年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住23年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

前回の拙稿(3月12日付第189回「AIと人間は何が違う? AIを正しく恐れよう」)で、AI(人工知能)と人間の脳の構造に焦点を当て、それぞれの機能の違いについて私の考え方を説明させていただいた。人間の脳の構造はAIに比べてきわめて複雑であり、非効率な作業を行っている。しかし、こうした非効率性が「分類認識」「因果関係を伴う論理」「創造性」といったAIが持ちえない人間独特の能力をつくり出している。一方で、脳構造の非効率性ゆえに「大量データ保有」や「計算速度」については、人間はAIにかなわない。現在のAIは、人間と「似て非なるもの」なのである。 記事全文>>

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小学生の機械学習
『みんなで機械学習』第6回

3月 24日 2021年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

o株式会社Aデコード研究所設立準備中。元ファイザージャパン・臨床開発部門バイオメトリクス部長(臨床試験データベースシステム管理、データマネジメント、統計解析)。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

「機械学習を使ったビジネス関連特許」6042件のデータを、「小学生」程度に機械学習で分析(A)してみよう。初めてやってみたら、結構面白かったなら成功だ。こういう問題を本格的な人工知能(AI)技術で分析する場合、特許相互の関連性をネットワーク分析することになる。特許相互の関連性は、様々に定義できるけれども、多くの場合、請求事項に含まれる「トピック」(単語の集合)をテキストマイニングすることから始める。小学生は特許を読まないので、テキストマイニングは大学生以降の仕事だろう。小学生らしく、特許のビルディングブロック(国際特許分類コード)を適当に並べ直して、面白そうな形にすることを試みよう。本格的な人工知能研究者は、大企業が儲かるような話題を好むので、初等教育を飛び越えて難しい課題に取り組む傾向がある。小学生程度に楽しく学習できなければ、中小企業経営者は「みんなで機械学習」することができない。おそらく中小企業のビジネスの役にも立たないだろう。 記事全文>>

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初めての修了式から「自分の人生」を生きる
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第206回

3月 22日 2021年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆「学ぶこと」の希望

1月に行われた文部科学省との共催の共生社会コンファレンスでの分科会「当事者の言葉からデザインする新しい学び―『学ぶ』を体感する学生シンポジウム」の動画を登壇者の了解を得て、1か月間公開した。精神障がいや発達障がい、知的障がいなど、それぞれ社会とのかかわりの中で、支援が必要な方ではあるが、それは誰もが一緒に学び合うことで楽しい人生がイメージできる、幸せな気分になれる動画である。 記事全文>>

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