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Archive for: 2020

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ふれあいに変わる関わりあいを「言葉」に託して
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第186回

4月 06日 2020年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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封じ込められた「ふれあい」

先日、通信制高校の教員に対し丸一日の研修を行ったが、新型コロナウイルスの影響を考慮し、私が準備していたプログラムを自主的に変更することにした。研修の目的は困難さや生きづらさを抱えている生徒に対して教員が「リーディング」(導き)する役割であるという新しい認識を促し、学問を教えるだけではなく就労支援も含めた動きを習得すること、だった。 記事全文>>

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「マスク2枚」のリーダーシップ―「医療崩壊」を論じる前に
『山田厚史の地球は丸くない』第160回

4月 03日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

英国はロンドン五輪(2012年開催)で使った競技場を突貫工事で4千床の医療施設に改装した。韓国はドライブイン方式で大量の検査ができるシステムを作り、成果を上げている。中国が湖北省・武漢に1千床の病院を10日で完成させた時、多くの日本人は「独裁国家だからできる」と考えた。そんなことはない。本気になればできる、ということを各国のリーダーは示している。日本は、安倍首相が頑張って、「マスク2枚」が各家庭に配られるという。 記事全文>>

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『ファクトフルネス』から考える新型コロナ感染対策とお粗末な日本の現状―120万人の感染死者が現実化する恐怖
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第165回

4月 01日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

新型コロナウイルスの感染爆発はいまや世界いたるところで危機的状況にある。底知れぬ感染拡大に人々は恐怖におののき、パニック状態となっている。一方で、新型コロナウイルスのリスクを理解しない人も多くおり、その無責任な行動が感染拡大を助長している。昨年12月に中国湖北省武漢で発生したとされる新型コロナウイルスはその発生から3カ月以上を経過し、多くの事実がわかりつつある。今回は『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(日経BP、2019年)という本から、新型コロナウイルスの脅威とその対策について考えてみたい。 記事全文>>

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データ論の準備(4)問題設定
『住まいのデータを回す』第21回

4月 01日 2020年 社会

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

筆者のライフワークとなるかもしれない「データ論」にむけて、(1)目的(2)方法(3)全体構想――と準備を進めてきた。今回は(4)問題設定、データ論の準備の最終回となる。データ論の目的は、機械文明の限界を乗り越えて、データ文明が開花するための技術思想を模索しながら、現状では解決の見込みのない問題群に「データ」技術によってアプローチすることだ。その近未来の技術思想を「データサイクル」と命名している。データ論の方法は、「データサイクル」という技術思想を、具体的に構築するための方法だ。ウイルスはデータとして生きているという仮説から、ランダムなウイルスのあり方を数学的に解析するための方法を模索する。ランダム行列の理論が出発点となる。「データ論」の主役は「ランダムなひとびと」で、「ランダムなひとびと」の生活は常在性ウイルスの動態としてデータ化できると仮定している。マイクロバイオームの紹介として、『あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた』(アランナ・コリン、河出書房新社、2016年)というベストセラー本があるが、その細菌はウイルスと「共存・共生・共進化」している。 記事全文>>

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TOKYO FMの「未来授業」で語る「学び」はマス化するのか
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第185回

3月 30日 2020年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆「福祉」に居心地の悪さ

先般、TOKYO FMの番組「未来授業」で「障害がある子どもたちのための“大学”」をテーマに4日間にわたって話をした。プロデューサーから1時間ほどインタビューされ、それを7分間に編集したものを4回に分けて展開するもので、私としては細切れの印象だが、聴者の「分かりやすさ」「聴きやすさ」を考えれば、短縮された7分のほうが効果的かもしれない。 記事全文>>

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共生社会コンファレンスで「共に生きる」ために言葉をつくること
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第184回

3月 25日 2020年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

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◆社会に欠如した部分

本欄でも紹介した「共生社会コンファレンスIN関東甲信越」(主催・文部科学省、一般財団法人福祉教育支援協会、共催・東京大学大学院教育学研究科)が2月に東京大学本郷キャンパスの伊藤国際学術研究センターなどを会場に行われた。主催者であり全体を統括する立場としては、まずは事故なくすべてのプログラムが遂行されたことにほっとしているが、やはり支援が必要な人が社会で「学ぶ」ことを切り口に展開されたシンポジウム、ワークショップや分科会などで見えてくる課題は、明らかに「今、社会に欠如している部分」であった。それを直視することがコンファレンス開催の意義だったと考えている。 記事全文>>

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新型コロナウイルス禍がもたらすビジネスチャンス
『時事英語―ご存知でしたか?世界ではこんなことが話題』第41回

3月 23日 2020年 文化

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SurroundedByDike(サラウンディッド・バイ・ダイク)

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メディアでは国内外を問わず、新型コロナウイルスに関するニュース一色に埋められている。

感染拡散の現状と各国の対応ぶりの報道がほとんどであるなか、企業活動の観点から「災い転じて……」の意義を説くのが、英紙エコノミスト2020年3月5日版のシュンペーター欄の記事「コロナウイルス騒ぎは、やればためになる改革を示唆している―経営トップは、潜在的チャンスを見逃すべきではない」である。 記事全文>>

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魯山人を喰らう
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第164回

3月 19日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

食べることは人々にとって人生最大の喜びの一つである。しかし、私が食べものの味を本当にわかるようになったのは、つい最近のことである。昔から食べることは好きだった。ただ、それは単に生存欲求の本能を満たしていたのにすぎなかったような気がする。それが証拠に長い間、「早食い」を自慢としていた。今だからわかることがある。テレビのレストラン紹介番組で、レポーターの人たちが料理を口に運んだとたんに「おいしい」と言うのは、本当の料理の味がわかっていないんだということを。 記事全文>>

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予測不能なウイルスと政治
『WHAT^』第32回

3月 18日 2020年 文化

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山口行治(やまぐち・ゆきはる)

株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

元米国務副長官リチャード・アーミテージの時評(地球を読む、読売新聞2020年3月8日)は予測不能な米国の政治状況を的確に指摘していた。「トランプ大統領のせいで米国が予測不能になったともっぱら言われるが、その指摘は多くの真実を含んでいる」(下線筆者)という指摘は、ジャーナリズムのレベルをはるかに超えていた。トランプ大統領は「我々は予測不能でなければならない。今をもって、それを始めなければならない」という約束を貫いてきた。その予測不能性は、アーミテージ氏の提案する日米同盟の本質的な見直しを必要としているだけではなく、新型コロナウイルスへの対応など、予測不能な世界を生きざるを得ない私達の現在と近未来とに重なる。 記事全文>>

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急拡大が期待される2020年の5G関連市場
『中国のものづくり事情』第25回

3月 17日 2020年 経済

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Factory Network Asia Group

タイと中国を中心に日系・ローカル製造業向けのビジネスマッチングサービスを提供。タイと中国でものづくり商談会の開催や製造業向けフリーペーパー「FNAマガジン」を発行している。

米中貿易戦争が収束の動きを見せる一方、米国とイランとの緊張の高まりや英国の欧州連合(EU)離脱など、2020年も依然として世界経済には先行きの不透明感が漂う。そうしたなか、産業界で期待が高まる分野の一つが、次世代通信規格「5G」だ。 記事全文>>

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